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「人生は、死ぬまでの長い暇つぶし」

アプリで音楽を流していた時に偶然流れた曲の「どうせ人生 死ぬまでの長い暇つぶしなんだから」というワンフレーズが気に入った。

調べたら、『死ぬこと以外かすり傷』というコレサワの曲だった。歌詞はすごく好きなのに、何でこんなタイトルなのって悲しかった。




「死ぬこと以外かすり傷」という言葉はすごく嫌い、大っ嫌い。

この言葉に、どんな失敗や挫折も良い経験になるという、ポジティブな意味が込められているのは分かってる。

でも、事故に遭って下半身付随になったり、失明したり、多額の借金を抱えたり、大切な人を亡くしたりして、かすり傷な訳ないじゃん?

「死ぬこと以外かすり傷」と他人に向かって言えちゃう人は、一体どんな人生を歩んできたの?と思ってしまう。




これは他人に向けて発する言葉ではない。

あくまで「生きてさえいれば何度でも人生やり直せる」と、自分自身を奮い立たせるために使う言葉だと私は思う。

この言葉を言えるのは絶望を乗り越えた時だけ。今が幸せだからこそ、昔を振り返ってそう言えるの。

何か相談して「大丈夫大丈夫!死ぬこと以外かすり傷だよ!」とか言われたら、死んじゃうわ。

そんなことをふと考えさせられました。


でも「死ぬこと以外擦り傷」というこの言葉、基本的には嫌いだけどコレサワになら言われてもまあいいかな〜〜って思った。

私はコレサワの『私を彼女にしたいなら』という曲が好きでよく聴いていて。コレサワになら言われてもいい、説得力がある。

結局誰に言われるかって大切ですよね。人生は死ぬまでの長い暇つぶしなんだって!!!!


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