読書日記「人工知能は人間を超えるか」④

人工知能は人間を超えるかが4記事目になってしまいました。なかなかまとめるのは難しいですね。ようやく機械学習についての登場です。

第三次ブーム:機械学習

知識を入れることでAIは発展しましたが、データが膨大になること、意味を理解させることが難しいなどの問題点が出てきました。そんな中、研究成果を上げてきたのが機械学習です。

機械学習はパターン認識といわれる技術とインターネットの発展によるデータの増大の影響を受けて飛躍的に進歩しました。進歩の一つが統計的自然言語処理です。英語のこの表現は日本語ではこう訳される確率が高いといった感じで翻訳ソフトが出てきました。

つまり、データからプログラム自身が学習していくのです。学習とはYes/No判断などの分ける処理のことです。人生は選択の連続ですよね。つまり、選択できる=人間と同じ知能を持てる可能性があるということです。

教師あり学習と教師なし学習

機械学習は教師あり学習と教師なし学習に分けることができます。教師あり学習は「入力」と「正しい出力」が与えられ、モデルを作ります。一方で、教師無し学習では「入力」のみ与えられ、プログラミング自身が特徴量を発見していきます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

分け方もいろいろな手法が用いられます。その一部を紹介します。

・K近傍法
・ナイーブベイズ法
・決定木
・サポートベクターマシーン
・ニューラルネットワーク

機械学習が苦手なこと

機械学習はデータを解析して判別をします。そのために、人が用意したデータを分類、回帰したり、クラスタリングをしたりします。しかし、その分類、回帰、クラスタリングするための特徴を捉えることが機械学習は苦手です。

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