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スペインへ下見に行ってきました!

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

2020年はオリンピックの年ですね。海外から色々な人が来るんだな〜、と思っていましたが僕は入れ違いになりそうなので中継で観るのを楽しみにしたいと思います。

2019年は、初めて体験することが目の回るような速さで起こり、色々なことを学んだ一年でした。また、良いご縁に恵まれ、多くの人と出会い、助けていただきました。

今年は、さらに多くのことを学ぶ重要な一年になります。スペインでの経験は、サッカーだけでなく、今後の人生に大きな影響を与えてくれるはずです。自分でもどんなことが起こるのか想像もつかないのでワクワクしています!

さて、本題に入ろうと思います。皆さんには1月にスペインに行くとお伝えしていましたが、ビザ取得の関係で3月になりました。日にちが決まり次第、改めてお伝えしたいと思います。

ということで、タイトルにもある通り、先日下見も兼ねてスペインに行ってきました。今回はそのことについてのお話です。

今回の渡西は、自分でトレーニングする場所や学校、近くのチームなど、向こうでの生活をイメージすることが一つの目的でした。コーディネーターの方に教えていただき、チームのレベルや雰囲気などを知るため、4つほどチームを見に行ってきました。

歴史があったり、立派なグラウンドを持っていたりと、それぞれ特徴はありましたが、どのチームも楽しそうにサッカーをしていたように感じました。

また、練習場にバルが併設されているところもあり、親御さん達はコーヒーやビールを飲みながら子供達のサッカーを見ていました。このようなサッカー文化の根付き方は"サッカー大国"ならではだな、と思いましたし、日本もこうなって行ったら良いな、とも思いました。

住む予定の家も見に行ってきました。立地もよく、生活に必要なものは全て揃っていました。ただ、多くの建物には長い歴史があるので、予期せぬことも度々起こるそう。

でも、そういった経験をすることで、生き物として強くなれそうな気がします。外の世界へ飛び出し、たくましくなったボーを見習いたいです。(飛行機の中で「トイ・ストーリー4」を観ました)

せっかくスペインに来たから、ということで、人通りの多いところをドリブルしながら歩いているとスニーカーショップの店員さんが"¡pase!"と。急だったので驚きましたが、パスを出し、店内で一緒にリフティングをすることに。

店内は広くないので店員さんが蹴ったボールがスニーカーに当たって落ちたり、お客さんの方に行ったりと、自由だなぁと思いましたが新鮮でとても楽しい時間でした。

その後も、「ナガトモは良い選手だよ!」と話しかけてくれたガラタサライのファンのおじさんもいて、些細な事ですが、これも「なんかスペインっぽい」と感じた出来事でした。

生活するエリアを見て回っていると、贅沢なことに、家から走って行ける距離に海がありました。

ちょうど良い砂浜もあったので、そこでトレーニングができそうです!夏になればトレーニング後に海に入ることもできるので、それも楽しみにしていることの一つです。

家の近くで練習できるような場所も見に行きました。転んだ時のことは想像したくないですが、問題なくボールは蹴れそうです。

街の中心地なので、普通の公園は無さそうでしたが、実際に住み始めたらまた蹴れるところを探してみたいと思います。

以前から行きたいと思っていた、カンプ・ノウの中にあるバルセロナミュージアムとメガストアにも行くことができました!

ミュージアムの中には、今まで獲得したトロフィーやラ・マシアの写真など、クレにはたまらないお宝が数多く展示されていました。

それだけでも十分楽しめたのですが、今回はミュージアムだけでなく、選手や関係者だけが利用する場所にも入ることができました!

試合を観に行ってもここまで入れることはないのでとても貴重な経験でした。実際見てみると、観客席がとても近かったですし、とにかく芝が綺麗でした。

選手として、またいつかここに戻ってきたいと思いました!!

とても内容の濃い旅行でした。チームや学校、土地の雰囲気などを見て回り、向こうでの生活をイメージすることができましたし、地下鉄やバス、タクシーの乗り方も分かりました。

短い時間の中で、サッカーが生活の一部になっていることや、食文化、環境の違いなど、良くも悪くも様々な「違い」を肌で感じることができました。

「離れることで良いところが見える」と聞いたことがありますが、本当にその通りだと思います。治安の良さ、街の綺麗さ、水道水を直接飲めることなど、日本を離れてみて、「今まで本当に恵まれた環境にいたんだな」と実感しました。

今回僕達が泊まったホテルのシャワーは、出っ張っている部分を押し引きするとシャワーヘッドと蛇口の切り替えができるタイプだったのですが、僕はそのことを知らず。。

蛇口:9、シャワーヘッド:1、くらいでお湯が出ていたので、おかしいなと思い、その出っ張りを回してみたりしたのですが何も変わらず。結局、「海外って二箇所同時に出るものなんだ」という結論に至り、仕方なく蛇口から勢いよく出ているお湯を手ですくい体にかけるという、さながら修行僧のような浴び方をしていました。

大変効率の悪いやり方だったので、途中から洗面台にあったコップを使い出すと、これがとても早い。「便利なものを見つけてしまった!」と内心喜んでいました。

大木を切るとき、石製のオノから鉄製のオノに変わったことで作業効率が上がった大昔の人も同じような気持ちだったのでしょう。

その後、使い方を教えてもらい、無事シャワーヘッドからお湯を浴びることができましたが、それでも水圧は弱かったです。また、お湯を使い過ぎると出なくなる可能性があったので、必要以上に出すことはできませんでした。

日本に帰ってきてから、心ゆくまでお湯を浴び、お風呂ってあったかいんだな、ということを思い出しました。

(サグラダ・ファミリアと弟のハルキ)

旅を通し、世界トップクラスのクラブがすぐ近くにあり、サッカーを愛する人がたくさんいる街でサッカーができるなんて、本当に選手冥利に尽きると感じました。そのような環境に感謝し、楽しみたいと思います!

今年もよろしくお願いします。

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