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ソラマメの摘芯

2020年に実家に戻り、古い庭で家庭菜園や花を育てています。
遅まきながら、昨年の夏ごろから家庭菜園やガーデニングをしている人をフォローして情報を得るようになりました。

そして、最近Twitterで見かけるのがソラマメの摘芯をしたというつぶやき。
我が家でも昨年の11月頃にソラマメの種をまきました。
しかし、摘芯とはなんなのか?そのつぶやきを見た時点で知りませんでした。
我が家の野菜の種子や種というのは、60代の父が買ってきてまいて放置しているものなので、最初から育て方など調べて購入しているものなどないのです。
とはいえ、せっかくなら収穫できるまで育てたいという思いが私にもあります。
年始に買ってきた「やさい畑」という農業専門雑誌にソラマメの育て方のページが会ったことを思い出し、ソラマメの摘芯について調べてみました。

すると、ソラマメの摘芯は奥が深く、いよいよどうしていいか分からなくなったのです。

2月中旬ソラマメの摘芯

霜の影響を受けやすく、さやのつきがよくない主枝を生長点から摘み取ることを摘芯というようです。2月中旬ごろ行います。
しかし、一般に2月中旬といっても育ち方は土地によって違うわけで、どのくらい育ったら摘芯すべきなのか、私にはよくわかりません。
「やさい畑」にフルカラーでソラマメを摘芯する写真が載っていたので、うちもこれくらい育っているよなと思って、適当真ん中の枝を摘み取りました。

ちなみに生長点というのは、植物の根や茎の先端にある細胞分裂の活発な部分のことです。って、どこなんだよ?と思ったのですが、葉っぱが出てきている根元あたりかなと勝手に決めて摘みました。

摘芯で二つの株を同時栽培

ソラマメに限らず、市販の種子は100%すべては発芽しません。そのため、1か所に2,3粒まいて、2株以上発芽すると間引きするのが通常です。

でも、これってもったいないというか、良心が痛みますよね。
せっかく芽が出て成長したものを捨ててしまうわけです。
2株が密集して葉が繁ると、成長の妨げになり、実のつきが悪くなるので、間引きをします。
まるで一時期言われた人間のソーシャルディスタンス。

「近すぎると病気になるよ」
「適度な距離を保たないと健全に生きられないんだよ」
「同じところに一緒にいてもいいことないよ」

病になりたくはありません。植物を病気にしたくもありません。
しかし、家庭菜園の場合、必ずしもたくさん収穫することを目的としていないません。「せっかく生えてきたものはかわいそう」という理由で間引きせず、収穫量が減るどころか病気にして枯らしてしまうというどちらにしろ残酷なことをしてしまうのです。

その家庭菜園スキルが向上しない人の心理に配慮したものかどうか、雑誌には間引きしない育て方も書かれていました。

通常は、主枝を摘芯すると、ソラマメの枝が二本ずつ計4本左右に伸びるようにして育てます。それを二株芽吹いた場合、主枝とともに、お互いにぶつかるように伸びてくる部分の枝を落とし、1株と同じように左右に4本の枝になるようにして育てるのです。

・一株4本枝⇒・二株4本枝

どちらでもいいよということらしいです。
結果はどちらの方が実の付きがよいのかは分かりません。
うちでもやってみたいなと思ったのですが、残念ながら、1か所に1株しか発芽していません。わざわざ二株を寄せ植えして実験するのは植物に可哀そうな気がします。

そもそも順調に育てられるかどうか。
プリムラを庭に植え替えてから、羽虫が多く発生するようになりました。
暖かくなってきたからでしょうが、昨年一昨年との違いは、ハーブを植えていないことです。
ローズマリーが裏庭に1株生き残っているのですが、これが一向に繁らず。
ミントは繁殖力が強いものの、父が毎年雑草を間違えて耕して抜いてしまいます。
やっぱりミントは虫除けに効果的な気がします。
今年も早急に買って植えたいです。
その方が他の植物もよく育つでしょう。

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