Ankiの内容を充実させることによる二次的効果

Ankiで単語や文法を学習しているのだが、毎日とは言わずとも、それなりの頻度(週に2〜3回くらい)で新しい項目を追加していっている。

1回の登録件数は大体5〜20カードくらいと、そこまで多くないのだが、新しいものの追加を継続していくことで新しい刺激が与えられ脳が喜ぶ、と本に記載されていたのでとりあえずやっている。

その本は「脳が認める外国語勉強法」

余談だが、私は、Ankiの登録方法などはこの本を参考にしていることが多い。Ankiをやっている人(Ankiに限らず単語帳を使用した学習をしている人)は一度は読んでみるべきだろう。

さて、タイトルにある通り、Ankiを継続して項目を追加してきて、それなりの件数になっている。

また、Ankiのカードには、以下の工夫をしている。

[単語の場合]
・日本語訳を載せる
・例文(学習している言語及び日本語両方)を載せる
・間違えやすい単語(綴りが似ている、発音が似ている、など)をそのカードに外国語と日本語で登録しておく。
・単語に関連する画像(強烈に記憶しやすいような画像がベスト)を登録する
・単語又は例文の音声を登録する
[文法の場合]
・書籍に記載している文法の解説を登録。
・文法の例文を問題として作成する。

画像や音声は可能であればくらいのスタンスにしている。特に音声については一時期やっていたが、CD音源などから該当の単語の音声を抜き出すとなると、かなり時間がかかるため今は断念している。そのうち TTS API とかを利用して音声を作成する仕組みを作りたい。

さて表題の二次的効果について。

1つのカードに例文及び訳文を載せていったり、文法の解説などが充実して登録されていると、それらをテキスト検索すると結構ヒットしやすくなる。つまり、電子辞書のように使うことができる。

もちろん辞書の置き換えにはならないのだが、電子辞書と違うのは、暗記をするために登録された、画像、例文、その他メモなどを見ることができる。

画像が登録されている場合には、その画像を見ただけでそれ以外の箇所を見なくても、全体的な内容を思い出すことができる。検索対象がヒットしたときはその内容を把握するのが早くなるのだ。

このため最近では覚えたはずの単語を引くときに、最近では辞書よりもAnkiから検索することも多い。

色々な情報をテキストとして登録するのは少し大変なのだが、後から良い効果が得られるので是非試してみてもらいたい。

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