韓国語学習の振り返り

はじめに

数ヶ月韓国語レッスンを続けてきたのでそれの振り返りをする。

オンラインレッスンを始める前は、実践的に(換言すると、行き当りばったりで)、韓国語を学習(?)してきていたが、オンラインレッスンの受講により韓国語講師と共に学びを進めることで色々と気付きがあったので振り返る。

学習内容の概要

講師の遍歴

スポット的に教わった講師を除外すると、今迄3名の講師に継続的に教わり、今はそのうち1名の講師とレッスンを続けている。

テキストに沿って進める先生A

レッスンはテキスト(できる韓国語)に沿っているがテキストを読んで分かる箇所については必要最低限の説明のみにし、テキストからは得られない情報を交えて工夫したレッスンをしてくれる。この先生は良かったのだがレッスン可能な時間が短く、自分と合わなくなってきたため断念した。

発音を中心に、日常会話に必要な文法についてテキストとは別に指導する先生B

発音の仕方について丁寧に教えて頂き、非常に感謝している。今の自分が発音が正確になった訳ではないが、どういう風に発音すべきなのかなどが自分で分かるようにはなった。分かったからと言って発音がしっかり出来るようになるわけではないが。

但し発音の比重が高く、文法の勉強が疎かになってしまったことは反省する点であると感じている。文法に関しては、独学で勉強すれば良いと考えていたが、限られた時間で勉強する必要がありうまく出来なかった。

先生Bがオンラインレッスンをやめることになり残念ながらレッスンは終了することになった。

テキストに沿って進めてくれる先生C

先生Cは日本語教育・韓国語教育を専攻していた先生であり、普段、韓国人に対して韓国語を教えている。テキスト(できる韓国語)に沿うレッスンで、比較的発音についてはルーズな感じではある。

発音が綺麗になった訳ではないが、そろそろ文法についてもしっかり学習を進める必要があると感じていたため今の自分には合っていると思っている。

オンラインレッスン以外での学習

単語帳を利用して語彙力の向上をしている。

これらとは別に、週に1回は日本人や韓国人で集り会話をする機会がある。とはいえ、この集りでの会話は日本語がメイン。日本語が分からない人は韓国語で話し、誰かが日本語に翻訳する。こちらが日本語で話す場合は韓国語に翻訳してくれる。この場では、簡単な内容であれば韓国語で話すようにしているが、細かい話が出来ず基本的に日本語で会話することになる。

学習結果の現状

効果が大きいと感じるのは以下2点。

* ヒアリング力の向上。
* 単語を覚えるときに、発音を意識するようになった。例えば이음, 니은, 미음の区別など。

また、できる韓国語初級Iのテキストは一通り終了している。テキストを1冊終えた後、自分で振り返りを実施したところ。目立ったダメな点は以下。

* ハングルの綴りのミスが多い
* 以前に比べて音の違いを意識して覚えるようにはなったが、まだまだダメであることを認識できた。
*  語彙力、文法が曖昧

韓国語で話している人の内容が、何となく分かることが増えてきた。覚えた単語が聞き取れたりなどモチベーションにつながっている。が、日韓の集りなどで翻訳された後の日本語を聞くと全然違う風に理解していることも多くまだまだダメだな、という感じだ。

また、昔は韓国語の絵本を読んでも音にするくらいしか出来なかったが、意味もある程度把握できながら読める本も出て来るようになっている。もちろん絵本なので絵でなんとなくは分かるのだが、字を読んだときにそれを理解できている感じ。

感想

* 語学はどれだけ自分で使ったかが一番大事ということを痛感した。
* 意外に普段の生活で韓国語を話す機会は少ないので、意識的に使う機会を増やすべきだ。
* 音で覚えたものは、かなり定着しているものが多い。
* 語彙力も文法もある程度のレベルまで引き上げないと会話が成り立たないので、現段階でもう少し頑張っていかねばならない。
* 語彙力、文法、発音、リスニングを、限られた時間でバランスよく学習するのは難しい。

今後

* 語彙力・文法を日々強化していくのは、語学学習の基本なので引き続き力を入れていく
* 韓国語で会話する機会を増やす1つの方策として、日本語・韓国語が出来る相手で許されるなら、分からない単語だけ日本語にしながら、韓国語中心の会話をしてみる。
* TOPIK受験を視野に入れる。


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