たまにはがんばりたい
今日読んだ本に、「人間は6日働いて1日休むというリズムでできている」ということが書いてあった。仕事と休みが同じでも、1日働いて6日休むっていうその逆でもないんだって。
なるほど、確かに、と思った。
3月末までバリバリ働いていた私は、4月から仕事をやめ、専業主婦になった。
とにかく疲れていたので、とにかくのんびり休みたかった。念願の休みだったのだ。
でも、休みを純粋に楽しめたのは最初の2ヶ月くらい。
仕事がしたくなった。
もちろん、何もしていないわけではない。ごはんをつくったり、部屋を片付けたり、家計の管理をしたりしている。
でも、落ち着かなかった。何か打ち込めるものがほしくなった。
本を読んだり、今まで手をつけられなかった趣味でもやってみようかと思った。でも、なかなか集中できなかった。
「これが仕事につながる」ということが、何かをするモチベーションになっていたことに気が付いた。
気が付けば求人サイトばかり見ている自分がいた。
ところがなんともわがままなことに、なんだかんだ、家でゆっくり過ごせる時間も謳歌していたのだ。
朝から仕事に出かけ、夕方帰ってくる、週5日、フルで働く生活に、からだはついていけそうになかった。
コロナもあるし、子育てもこれからするかもしれないし、在宅ワークもいいなあ・・・
なんてあれこれ考えているうちに、もう8月になってしまった。
なにかしらの仕事をしたいけれど、何をしよう。私は何がしたいんだろう。
今までしてきたことも良い経験になっているけれど、かなり無理してきたところがある。
もっと「仕事する喜び」を感じながら仕事できないものか。
そんなことを考えながら今は、だいたいうちにいて、ごはんをつくったり買い物にいったり、夫と遊んだりしながら、のんびりしている。気持ちばかりがあせっている。
そういうあせりは、「6日働いて1日休む」という、神様が人間を造られたプログラムにもとづいているのかもしれない。
ちなみに家事もりっぱな仕事だとは思っている。けど、私はとてもズボラなので、おそうじも洗濯も週1、2回。しかも夫は在宅ワークなので、家事も一緒にやってくれる。毎日ちゃんとやっているのはごはん作りだけど、料理は半分趣味なので、やっぱり遊んで暮らしているという自覚になってしまっている。
そうだな。今のところ家の中のことはたいてい「がんばらない」でできるけど、仕事はたまに「がんばらないと」乗り越えられないときがあった。それはしんどいけど、乗り越えたときには何ともいえない達成感があって、ある意味快感でもあった。
そういう瀬戸際で出る本気。己のキャパシティを引き延ばされるような。きつい。でも、それが自分の限界を押し広げることになるって知ってる。
もしかしたら己を伸ばしすぎちゃったから、ちょっと休みなよってことなのかもしれないけどね。
人生のリズムの第7日目。休み期間。次の「第一日目」に備えて。ってことでしょうかね?
次なるがんばりどきは、いつかな。どこでかな。
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