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【音質向上!】GoProの外部マイク設定とおすすめのマイク

こんにちはYuriです。
今日は撮影で使うマイクのお話をしていきます。

前回はGoPrpメディアモジュラー開封編をお伝えしました。実はあの時、外部マイクの接続も試みたのですが、音が割れてしまい上手く録音できなかったんですよね・・・。

その後、外部マイクは使う種類によって設定を変えないといけないことが判明!!
そんな失敗から、外部マイクの設定についてもご紹介していきます。

Go Proで外部マイクを使う

まず、Go Proは外部マイク接続のために専用のアダプターかメディアモジュラーが必要になります。

今回は外部マイクとして、愛用しているSony PCM-D100というレコーダーを接続してみます。(筆者はメディアモジュラーを使用しています。)

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PCM-D100のラインアウトからメディアモジュラーの3.5mmマイク端子に接続。
するとすぐにレコーダーを認識して、音声入力メーターも外部マイクの音量に対応します。

Go Proの外部マイク設定

ここからが大事です!GoProは使うマイクによって設定を変えないとうまく録音できません。Go Proの外部マイク設定はユーザー設定から行います。

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音声入力の設定は5種類
推測ですがそれぞれは下記のような音声入力設定だと思われます。

【標準マイク】・・・電源が不要なマイクへの入力設定
【標準マイク+】・・・標準マイク設定のレベルに+20dbして入力される設定
【動力マイク】・・・電源を持ったタイプのマイクへの入力設定
【動力マイク+】・・・動力マイク設定のレベルに+20dbして入力される設定
【ラインイン】・・・ラインアウトから出力されるもの(おおまかにマイク以外のオーディオ機器などを併用するとき)を使うときの入力設定


Go Proは外部マイクを挿したときのデフォルトは【標準マイク】という設定になっていました。

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【標準マイク】は電源が不要なマイクに使う設定です。GoPro愛用者に人気の「RODE VideoMic GO」なんかはこちらに当たります。

【動力マイク】はマイク自体に電源があるタイプを使うときに使用します。
こちらもGoProが公式で動作確認済の「Sennheiser MKE 400」などは自身の電池で動くのでこれに当たるかと思います。

今回使ったレコーダーは【ラインイン】になります。
大雑把ですが、マイク以外でミキサーなど電源があってラインアウトするものはこちらの設定で良いと思います。

こちらは「ラインレベル」での録音がされる設定と思われます。電源があって大きな信号が出せるベースやシンセサイザーの録音で使われるのが「ラインレベル」です。

なのでこの設定にしておくと適切な音量で入力されます。

ちなみに逆に信号が小さいダイナミックマイクなどは音を倍増させて入力する「マイクレベル」で入力します。

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受け口が異なるところへ音を入れてしまうと、音が割れたり、小さすぎたり、音質が損なわれてたりしてしまいます。

外部マイクを使用するときは、どの設定が正しい入力かしっかり確認しておくことが大切です。

ちなみに【標準マイク+】と【動力マイク+】は20db大きく入力される設定です。なので、一旦普通のほうを試してみて、小さければこちらに切り替えればよいでしょう。

録音してみる

最初このマイク設定を知らずにレコーダーで【標準マイク】の設定のまま録音したところ、音が割れてうまく録音できていませんでした。

大きな信号を小さな信号向けの受け口へ入れてしまったので、音が割れてしまったんですね。興味のある方は参考に下のサンプル音源を聞いてみてください。

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録音は写真のように、だいたいメディアモジュラーのマイク位置に設置。接続はPCM-D100のラインアウトからメディアモジュラーの3.5mmマイク端子に接続。レコーダーの入力レベルも全部一緒です。

・【標準マイク】設定(※音量注意!)

・【ラインイン設定】

・あと【レコーダー本体】でも録音しました。


レコーダーを使うとこうやってダブル録音できるので、音声のバックアップにもなります。あとPCM-D100のようにカメラよりもハイレゾで録音ができる機種もあるので、AMSRの動画などもっと高音質で動画を録りたいのであれば、絶対外部マイクを使うのがおすすめです。

ちなみに【動力マイク】の設定で撮影したところ、無音で何も音が録れませんでした。

Go Pro側では外部マイクの入力ボリュームを設定するところが無さそうなので、必要な場合はしっかり録音機器側でボリューム調整しましょう。

自前にしっかり確認しておくことが大事ですね。私も気を付けます!

撮影時におすすめのマイク

GoProとは外れますが、撮影するときの音質やっぱり自分の納得いくものがいいですよね。もしこだわるなら、撮影内容によってマイクは変えていくのが良いでしょう。

例えば、ひとりで話しているときやインタビューなどを録りたいのであれば、ガンマイクやピンマイクがおすすめです。しっかり対象物を捕らえて録音することができます。

ちょっと遠いところからスピーチを録音したり、自然の中でアンビエンス音を録音するならこういうステレオショットガンマイクも良いとおもいます。

大勢やフィールドレコーディングなど不特定多数の場合は今回使ったようなレコーダーがおすすめです。

音楽のレコーディングも楽器や人、スタジオ、ホール、録る物、場所によってマイクを使い分けています。

こんな感じでマイクも使い分けれると、動画の質もグンっとアップします。興味のある方はぜひ検討してみてください。

最後に

以前の記事でも述べましたが、音の好みや良し悪しの感じ方は人様々です。表現として荒い音質で録音するのも個性です。

どんな作品を作りたいかによって使い分けたり、いろいろ試してみてください。

最終的にマイク選びの話も盛り込んだ記事になりましたが、何か参考になりましたら嬉しいです。

今日も最後までご高覧ありがとうございました!

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