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オリジナルデッキを作ろう 第2回

デッキを組んでみよう

今回から本格的にデッキの組み方を解説していきます。順序だてて文章だけで説明しても良いのですが、よりわかりやすくするために仮想初心者のゲストを招いて解説していこうと思います。

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ゲストはメーヴ。グウェント歴1ヶ月、スターターデッキを改良しつつランクマを戦い現在ランク20。そろそろ自分でデッキを組みたいと考えている。

デッキを組む時にまず決める事はおおまかなデッキの方向性です。それはデッキコンセプトであったり、このカードを使いたい、相手に決められたコンボを使いたい等なんでも構いません。まずは取っ掛りが無いと始まらないので何かを見つけましょう。

メーヴは最近樽を引いてドラウグが当たりました。このユニットを軸にデッキ作りを行います。

ドラウグの効果は「配備した列に存在する人間カテゴリのユニットを全てケイドウェン軍の亡霊兵に変える」という豪快なもの。派手さもあり、パワーも高く、フィニッシャーとして申し分無いユニットです。

まずは相性の良いカードを探します。ドラウグを強く使うには人間ユニットを同列にたくさん並べる必要があります。人間カテゴリで横にたくさん並べられるカード……

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刺青隊の精鋭兵が最適でしょう。サポートも充実しており北方諸国を代表するスウォーム軸のユニットです。不死の騎兵隊も横並べでき、除去されにくいのでドラウグとの相性が良いと言えます。精鋭兵を除去されると後の展開が厳しくなるためリーダーアビリティは勇躍を付与できる激情を選択。

さらに貯まっていた紙片でロッシュ・冷血漢を生成してデッキに組み込みます。レジェンドカードですがこのカードがあるだけで精鋭兵の展開力がグッと変わるのでここは惜しみなく紙片を使います。

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ドラウグを手札に引き込む確率を上げるためマッタ・ヒューリ。リーダーアビリティ無しでも精鋭兵に勇躍を付与できるヴェス。ロッシュの追撃効果発動補助として黒のレイラを採用。レイラは生き残ればダメージソースとしても優秀です。横並べして亡霊兵に一気に変身させるデッキコンセプトなので同名カードをブーストするヴォイミルも相性が良さそうです。サブリナは亡霊兵展開後の打点になり、亡霊兵の増殖にも貢献してくれます。

デッキにはメインコンセプトと別にもうひとつふたつ軸を設けるのが良いと思います。メーヴのカードプールからデッキに組み込んでいるカードとシナジーがあり、もうひとつの軸として機能しそうなものを探します。

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人間カテゴリで軸としても強力なブーストに関する能力を持ったユニットを選ぶ事にしました。ネネッケでブーストを広くばら蒔いてヴィッセゲルドを出せば十分な打点が見込めます。鼓手とアンナはどんな場面でも腐ることは無さそうです。またブーストは黒のレイラの打点を引き上げ、ドラウグ展開後の亡霊兵の戦力値アップにも繋がるため亡霊兵の除去が困難な盤面を形成できます。

ここまででデッキの構築コストが残り26、デッキ枚数が19枚です。あとはデッキのカードとのシナジーがあるカード。もしくは単体でも機能する強力なカードを選択します。

5コストを2枚、4コストを4枚入れる必要があるので再びカードプールを探してみましょう。今回は5コストに鉄板のレダニアの射手、4コストにレダニア騎士とエイダーン軍の鎚使いをチョイスしました。

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完成したデッキがこちら。横に展開しつつユニットをブースト、ダメージソースでロッシュの追撃を補助しドラウグ着地後にヴォイミル、サブリナで点数を引き離して勝ちに行くメーヴだけのオリジナルデッキが完成しました。デッキの構築コストは使い切る事が大切です。コストとカードパワーは基本的に比例するのでデッキの構築コストが余らないよう採用するカードを選択します。

初心者向けということでレジェンド枚数は控えめにしてありますが、資産が貯まれば様々なカードを採用できるようになりデッキも強力なものに成長していくでしょう。

次回 デッキ改良編

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