Niigata5分Techを立ち上げて1年経ちました
モニクルAdventCalendarの20日目になります。
昨日はyukiayukiさんの「Sublime Mergeでキーバインディングを追加する方法」についての記事でした。
改めまして、株式会社モニクルでコーポレートエンジニアをやっているyukyu2ndです。
今回は昨年立ち上げたLT勉強会「Niigata5分Tech」(以下N5Tとします。)が1年経ち、先日の1周年記念で行った勉強会の振り返りについて書いていこうと思います。今後も緩く続けていきますが、いろんな人にも参加してもらうため、いくつかチャレンジもしてみたいと思っています。
Niigata5分Techとは?
詳細は昨年書いた記事を参照いただきたいのですが、新潟のTech系のネタが好きな人が自分の好きなことを5分間のLTで発表してもらう勉強会です。情報技術系に限らず、建築系やら、特許関連など、幅広いTechジャンルのLTが楽しめます。
1周年記念回での振り返りについて
先日(2024/10/18)実施したNiigta5分Tech#13にて、1年やってきたN5Tの振り返りを参加者全員でしました。
初参加の方から、何回も定期的に参加してくださる方まで様々な方に参加いただいた回で、皆さんから様々な意見が出ましたのでその中から抜粋してご紹介したいと思います。
やりかたとしては、アナログにホワイトボードに付箋でKPTを書き出して振り返るスタイルで実施しました。
発案・準備から、当日の仕切りまで、実行委員会のakshimoさんが回してくれました。ありがとうございます!
Keep
継続性について
毎月やっている
1年続いた
イベントの司会を持ち回りでやって運用負荷を下げた
継続性についてコメントをいただきました。私たち実行委員会のメンバーは他の勉強会の運営経験もあるので、勉強会を継続することの重要性を感じています。そちらが実践できていたと感じるコメントをいただきました。
また、運営もイベントを継続するためになるべく開催コストを下げ、省エネ運転で行こうという方針が実践できたからこそ1年続けられたのではないかと思います。
参加のしやすさについて
5分なので発表しやすい
登壇ハードルが低い
あえて資料作らなくても参加できる
勉強会というものに初参加した
継続性と合わせて、参加ハードルをとにかく下げていろんな人に話してもらう場にしようということも重視しています。その目論見が成功したかと思えるコメントをいただけました。
これからもこのハードルの低さは維持しつつ面白い話ができる場にしていけたらと思います。
多ジャンル
ジャンルが決まってないのが良い
色んなジャンルの話が聞けた
新規の方もリピーターの方も参加があって、良い感じのごったまぜ感
N5Tでは特定のテーマを設けずに1年勉強会を開催してきました。その結果、参加者各々が話したいテーマについて話す会になり、テーマ被りの無い、なんでもありな勉強会となりました。普段聞けないような話も聞けて参加者の皆様から楽しめたという意見が聞けました。
会場について
会場の便がいい
会場の設備がいい
N5Tは開志専門職大学米山キャンパスで主に開催しています。新潟駅南口から徒歩数分の好立地です。
こちらの会場が駅から近く、終わった後の懇親会できるお店も近くに多いという最高の立地なため、懇親会含めて楽しいイベントになったのではないかと思います。
また、会場の設備も充実しており、広い会場、大画面スクリーンに、マイクに、はたまた配信設備(まだ使ったこと無いのですが)も完備しています。勉強会にはもってこいの会場となっており、参加される方も驚いていました。
Problem
開催場所について
もっと他の場所でもやれたらいいな
N5Tは基本は開志専門職大学様を会場にしつつ、たまに別会場で開催することもありました。別会場では別会場での参加者の方がいらっしゃるため、そういったイベントになることを望む方もいらっしゃいました。
テーマについて
テーマが決まって無くてフリーなのでリーチしない?
5分LT以外の異なるタイプの勉強会をしてみては?
ハードルを低くするためにフリーテーマにしているがゆえに、勉強会に参加しようという動機づけにならないのでは?というご意見をいただきました。また、ずっとLTでやっているので、たまにはモクモク会などの違った形式にするのはどうかというご意見もいただきました。確かに同じ形式でずっとやっているとマンネリ化することもあったりしますので、こういったご意見は大変参考になりました。
知名度について
他の人に知られていない
どこで宣伝すればよいかわからない
外から勉強会の雰囲気を知る方法がなく、参加に勇気が必要だった
発表タイトルが後から見ることができない
いずれも外に向けた発信をあまり積極的にできていなかったが故のご意見をいただきました。確かに、参加してもらうには知ってもらう努力は必要で、そういった地道な努力は必要だなと改めて気づかされるご意見ばかりでした。
発表内容や発表タイトルが分からなかったのは、発表直前までLT内容が決まってなくても参加しやすいようにという気持ちと、発表者のタイトルを見て萎縮して参加しにくくなるのが嫌だなという思いもありました。しかし、参加に積極的な方の中には、内容を事前に知りたいという方もいらっしゃいました。
LTの時間について
5分じゃない
5分を厳守しろとは言わないけどオーバーランしたときの対応は決めた方が良い。
耳が痛いですねw
たしかに、5分Techとうたいつつ、オーバーすることも多々あったり、時間が余っているとダラダラしゃべることもありました。
「気になったら懇親会とか、勉強会の後にでも聞いてください」として、スパっと終わるのも一つかもしれないですね。
学生の参加について
学生さんともっと繋がりたい
学生さんがあまりいない
これは当初、この勉強会が狙っていた参加者層なのですが、なかなかリーチできていないのが現状です。
新潟の各大学にもプログラミングサークルがあり、こういったイベントに興味がありそうな学生さんはいると踏んでいるのですが、ちゃんと届いていないと感じました。学生さんは学生さんで、サークル同士でLT会をやっているのでコラボできたらと思っております。
Try
開催場所について
上中下越でキャラバンする
年1回は上越や中越で開催する。
こちらは新潟市内だけでなく、長岡市や上越市などの他の年でも開催して参加者を開拓してはという意見です。長岡では#5で開催してみて、素晴らしい会場があることが分かりましたので、また是非開催してみたいと思います。
テーマについて&イベントコンセプトについて
テーマを決めてみる
ある程度テーマにフォーカスした会を開催してみる。
〇〇特集とかのテーマを掲げて、ゲストを招待してテーマトークしてもらう
新しい試みとしてテーマを設けてはという意見も出ていました。フリーは難しくても、テーマが決まっていれば参加していただける方がいらっしゃるかもと思うのと、テーマトークをするのも楽しそうというのがあり、是非来年はチャレンジしてみたいと思います。
イベントの開催方法&イベント内容の露出&他イベントとの共催について
オンライン開催してみては
他のイベントとコラボしてみては
資料アップロードは必ずお願いする
参加ブログを書いてもらう
開催方法の幅を広げたり、露出を増やして、人に知ってもらい、定常的に参加者を確保するというのもチャレンジしていきたいと思います。
大学等の教育機関への声掛けについて
大学生や高専生とつながりを作る
学生サークルとつながりを作る
学祭に出店する
当初一緒にLTしたかった学生さんへのアプローチは引き続き続けていけたらと思っております。
他にも様々な意見をいただきました。
参加した皆様、貴重なご意見ありがとうございます。
今後について
今回のように参加者からの意見を元に、勉強会のバージョンアップをしていきつつ、皆さんが気軽に参加できる雰囲気は維持しながら、ゆるく続けていけたらと思います。
毎月connpassにて参加者募集しています。こちらからグループに登録してご都合あえばご参加いただけると嬉しいです!
新潟に来る機会があり、興味がございましたら、是非参加して(見るだけでもOK)いただけますと幸いです。
告知
今回の振り返りでも挙がっていました、他の勉強会やコミュニティとのコラボイベントを年末に行うことになりました。
新潟のエンジニアコミュニティ3団体で忘年会LT大会を行います。
気になる方は是非ご参加いただければと思います。
詳細はこちらからご確認ください。