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Short & Sassy

国際女性デーにお知らせします!初めての自分ひとりでのzine、初めてのフェミニストzineを刊行します。タイトルは「Short & Sassy」(ショート アンド サシー)です。フェミニズムについて何者でもないわたしが思うことを書いたまとまりのない端書きたち。詩と短いエッセイとイラスト少し。ひとつの詩をのぞいてすべて書き下ろしです。

色々な気持ちを味わいながら制作しました。いちばん怖かったのは、日本のバックラッシュです。校正をなんども繰り返しながら、「これ、書いていいのかな?誤解されて怒られたり批判されたりしないだろうか…」などなど、なんども悩みました。そんなに大した主張があるわけでもなく、ヘラヘラした文章なんですけど…。ものをつくる時に感じる、「これつくっていいのかな?意味があるのかな?」に加えて、様々な感情に揺さぶられていました。最終の校正とデザインの補正がどうしても、これで終わり!と決められなかったのは、心のどこかに不安があったからです。

そんな時、あるニュースがわたしを大きく揺さぶりました。米大統領選最後の女性候補であるエリザベス・ウォーレンが辞退したのです。二大候補に票で負けていたとはいえ、いつも明快な政策を用意し、堂々と議論を戦わせ、女性だけではなく、様々なマイノリティの声をきちんと聴いてくれた彼女。少しでも感情を見せると、ヒステリーだと批判され、(男性候補相手にはしないひつこさで)政策の細かいところまでほじくり返され、それでも冷静に対応していた彼女は本当に素晴らしかった。わたしはこの国で選挙権がありませんし、また彼女の政策に100%同意していたわけでもないのですが、その姿勢からたくさんのことを学びました。Thank you, Elizabeth!

能力や資質で比べれば、負けるどころかもっともふさわしいと思われた人物が、性別を理由に撤退を強いられること。このことがじぶんでも意外なほどにショックで、声をあげて泣きました。
そして、我慢せずに盛大に悔しがって、怒り、泣いたら、そこに新しいものが生まれました。ああ、わたしたち確かに長い道のりをやってきた。だけどまだまだすることがあるんだなぁって。怖がっていたわたしはもういませんでした。わたしは、彼女みたいに強くもロジカルでもないし、なんにも持っていないけれど、わたしはわたしにできることをしていかなきゃ。そんな気持ちで、最後の仕上げをすることができました。

"Choose to fight only righteous fights, because then when things get tough — and they will — you will know that there is only one option ahead of you: Nevertheless, you must persist." -- Elizabeth Warren
「本当に必要な戦いだけを選びなさい。そうすれば物事が難しい局面を迎えた時ーそしてそういう時は絶対に訪れるーあなたはそこに選択肢はひとつしかないと気づくでしょう:何が起きたとしても、あきらめないで。」

わたしは、女性の未来、性差のない未来への希望を捨てていません。エリザベスが pinky promise 指切りした小さな女の子たちの目に、一緒に悔しがった多くの大人たちに、まだあきらめてはいけないんだと強く励まされました。わたしのこのzineは、本当に弱々しいかもしれない、だけど、ここから始まるんだという気持ちでいます。ここから考え続け、書き続け、話し続け、発信し続けます。そして、読んでくださった方といろんな対話ができれば、とても嬉しく思います。

さて、やっとここからzineのご紹介〜!

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このzineは、3月29日のNYC Feminist Zine Festに持っていきます。もしお近くの方がいらしたら遊びにきてください!(延期になりました!またお知らせします〜!)

日英バイリンガル、32ページ、8.5インチ×5.5インチ、レザープリント。
5ドル 送料別(アメリカ国内1.45ドルより/国外4.40ドルより)
アメリカドル、小切手、ペイパル、クレジットカード、ベンモ、日本円換算して日本の銀行振込がつかえます。メール(garden@yukoweiner.com)でお問い合わせください。お送り先のご住所とお名前、冊数、お支払い方法を明記していただけるとスムーズです♡

↓ここまで話したことはこちらのラジオでもお話してまーす。

ではでは!
LOVE, Yuko
♡♡♡


zineの制作やその他いろいろな表現、発信のために使わせていただきます。 自由な気持ちでこの世界を楽しんでいます。 ゆうこの庭に遊びにきていただければ嬉しいです!