見出し画像

転職は悪か?

パート生活も3ヶ月目突入

いや、給料明細を見て予測してた給与だったとは言え懐寂しい。

毎日コンコンと仕事をこなし疲れるの繰り返し

ついに、先日

退職をしたい旨を伝えました。引き留めもなくあっさり「わかりました」と

事前に仕事メインに舵取りしないことは伝えているのでそこに理解はあったのかと思う。


転職に求めるものはなんだろうか?

お金、人間関係、ゆとり、やりがい… などなど

とあるナースコミュニティの書き込みに、転職歴の多さは履歴書に傷がつくとかあって

転職はまるで、忠義を果たせなかったものは罪人扱いになるという、思考がこの令和でも根深く残っているようだ。

2025年問題も間近に迫りながら、働き方が変わらないのはなぜか


医療関連でこのワードは聞き覚えあるかもしれない。

団塊の世代が後期高齢者を迎え、医療機関や社会保障が崩壊するという話だ

医療崩壊を防ぐために介護保険制度ができたはいいが結局のところ経営の困難さや担い手の不足で介護の場所や形体を変えざる得ないわけだ


そして、差し迫るのが自分たちのような団塊世代を親にもつ就職氷河期世代が介護やこれからの担い手を指導する側に立つということも問題になる。


看護師での話をすれば、結婚し家庭の中心になり、独身であったとしても慢性的な人手不足の中、教育担当や委員会、リーダーシップ、管理者として目まぐるしい日々を送らざる得ない。

医療現場の患者層も多くが高齢化で認知症もあり、介護と医療と教育での目まぐるしさで疲弊し現場を去っていく。

こんな構図が何回も何回も繰り返される訳で、どこかで働き方を変えない限りは延々にこの現場での終わりのない戦いにさらされないといけない訳だ

これを、感謝しようだけの言葉で一瞬は穏やかになっても根本的に解決するのだろうか?


この間、感じたのは教育や現場は風土、つまり風通しの良さと育めるような環境が大事だと思った。


看護の世界は割と自己主張の強さが職場の風土を作っていて不思議と異動が少ない人も多い。

個人のやり方が職場の意見になってしまいがちだ

そこはメリットもあればデメリットもある。

私も長く勤めてたこともあり自分の存在が風通しの悪さになっているのはずっと感じていた。

風通しには色んな方法がある。その一つが転職で教育でもあると思う。

看護師はいつまで、終わるまで教育の連続だ

自分が学べない環境は早く立ち去って空白を開けた方がいいし、新しい場所での学びは確実にある。

また、学んで帰ることだってできる。


転職は風通しのよさだと思う。学びの場がない現場は確実に崩壊する。


だから、私は転職は悪では無い。人生において

ゆとりを持って、新しい視点をもつこと、お互いが学び合うこと

そこに期待感がなければサッと動こう。


私は現実に、自分の好きだった環境が社会情勢で一新したのに遭遇したし

このコロナ禍で自分の働き方がどうあるべきか…考えさせられた。


まだ、自分も働きながら試行錯誤しているが柔軟にそして

また看護が好きになるように働き続けたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?