- 運営しているクリエイター
記事一覧
梅田勝裕 「桜井さんのこと」 2022.06.03
桜井さんはいつも飄々と作品を制作していました。
私達は学生でしたので、試行錯誤しながら、なれない石彫に取り組んでいましたが、桜井さんはすでに原石の中に掘り出すものが決まっているように手際良く素早く制作されていましたね。
エスキースの段階でかなり練っていたのだと思いますが、あの手際良さは勉強になりました。
お住まいが町田であることや、娘さんのお話しも聞いたことがありましたよ。
自分の作品に固定資産税
尾崎強志 19才の私と桜井先生2022.06.0
ある日、snsで
桜井先生の名前と作品、
桑沢の文字を発見しました
先生は現在闘病中で、
娘の由子さんが
少しでも父とのエピソードがあったら
知りたいとのメッセージをみつけ
連絡させていただきました
桜井先生との出会いは1994年
私が、19歳
桑沢夜間部に入学したときです
授業で教えていただいた
短い期間のお付き合いでしたが
今回の由子さんとのやりとりを機に、
記憶をたどっていくと
いくつか
丸尾康弘 「大好きな桜井さん」 2022.05.08
私は造形大の13期生になりますが学生の頃は石を彫っていました。当時は石を彫る学生も多くて先生もたくさんおられました。桜井さんは新制作に出している方だとお聞きしていました。黙々石に向かってられました。私や私の友人(鈴木厚)は桜井さんの温かいお人柄にすぐに魅了されました。その場に一緒にいられるだけで嬉しかったんです。大学を卒業して 展覧会をやると足を運んでいただき適切な意見を言っていただいたのを思い出
もっとみる稲角新平 桜井敏生というヒト2021.2.6
〈桜井先生は寡黙でシャイなヒト〉
ある日の東京造形大学での出来事。
いつも淡々と仕事をしている。
余計なことは言わない。
仕事をする姿を見せることで、皆が勝手に考え行動する。
気付かれないようにデッサンを覗き込もうとすると、スケッチブックを胸に当ててサッと移動する。
少し恥ずかしがり屋さんの一面を見たと思った。
〈桜井先生は穏やかで謙虚なヒト〉
ある日の東京造形大学での出来事。
研
篠原敬典(たかのり) 津山から諏訪への車中にて 2020.12.21
始発で津山駅を出て
鈍行を乗り継いで
下諏訪に向かう電車の中で
桜井先生を思い出して描いた。
先生はいつも学生に混ざってモデルさんのクロッキーをしていた。
見比べるときに片目をつむって顔をしかめるところが印象的だった。
20年以上前のことなのに、
思いの外鮮やかにイメージが
湧き上がってきた。
鉛筆は立てていたのか
室内で帽子を被っていたのか
よく考えてみると怪しいのだが
その怪しさが思い出
鈴木 厚 彫刻家 桜井敏生さんのこと 20200627
突然ですが、彫刻家桜井敏生さんのこと。
日本で一流公募団体と言われている新制作の彫刻部会員(2006年脱退とのこと)の桜井敏生さん は私の東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻時代にどういういきさつだったのか大学の石彫場 で仕事をされており(当時40歳ぐらい)よく隣で石を彫っていたのだが、 「お前は、暗い、いつも影みたいなものを探している、俺なんか自分で作りたいイメージが頭に あってそれが形にな