見出し画像

はじめて障害者雇用をおこなうときに知っておくべきこと その3

はじめて障害者雇用をおこなう時に知っておきたいことについて
4回にわけてお伝えしています。

1回目 障害者雇用についての法律について知る
2回目 障害者雇用の自社の状況を把握する
3回目 障害者雇用について必要な進め方を知る
4回目 障害者雇用についての情報を入手する

【前回までのお話】

障害者雇用をはじめて進めるときに
まず知っておいてほしいことが、
障害者雇用についての法律【障害者雇用促進法】についてです。
これで、企業に求められている障害者雇用の概要がわかったら、

次に、自社の障害者雇用の状況について、情報収集していきます。
これがわかっていないと、どのような状況で、
何をいつまでにすべきなのかを判断することができなくなってしまいます。

ここでまでをお話してきました。

今回は、その3回目、
障害者雇用について必要な進め方についてお伝えします。

障害者雇用を行なうときには、
ただ人数をあわせるために
障害者を雇用すればよいというものではありません。

障害者が働くための仕事内容を決めることや、
一緒に働く上司や同僚となる人の職場理解、
障害者雇用に対する社内の理解も必要になってきます。

これらができていないままで、
雇入れ計画書の作成命令が出されそうだから、
労働局や厚生労働省の呼び出しがあるから、
社名公表になりそうだからと雇用しても、
準備が整っていないまま雇用してしまうと
悲惨な結果になることが少なくありません。

例えば、障害者が早期に退職してしまうばかりでなく、
一緒に働いていた社員たちも障害者雇用で疲弊してしまったり、
場合によってはメンタル的にダメージを受けてしまうこともあります。

また、障害者雇用を受け入れる部門だけでなく、
社内全体で障害者雇用に取り組む方針を示していくことも大切です。
協力体制も整えることができると、
障害者雇用を社内で一気に進めやすくなるからです。

そのためには、組織で障害者雇用を進めるという意思決定をおこない、
経営者層やマネージメント層に障害者雇用の意義や
組織の中で積極的に協力してもらうことも必要となってきます。

まとめると、障害者雇用について必要な進め方は、以下の5つになります。

障害者雇用を進めるための5つのステップ
ステップ1:障害者雇用に関する意思決定
ステップ2:社内における障害者理解の浸透
ステップ3:業務の内容検討、選定
ステップ4:採用計画、採用(実習、募集、採用)
ステップ5:職場定着

これらの5つのステップの具体的な進め方については、
こちらの本でも詳しく解説していますので、
興味のある方は、読んでください。

【障害者雇用を成功させるための5つのステップ】

画像1

AmazonKindleのUnlimitedに入れば、
初回30日間無料体験できるので、
実質、無料で読むことができます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?