マガジンのカバー画像

ファシリテーターの場を見る視点、スキルを学ぶマガジン

26
ファシリテーター向けに書いた記事をまとめています。 私が普段、対話の場をひらく時に見ている視点、考えていること、スキルアップのためにしていることなどを書いています。 ワークショッ… もっと読む
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

気づきを深める問いのレッスン その2. 構造・対象・前提を変える

今回は、以前書いた「問いのレッスン」の第2段。私が対話の場で使う「問いかけ」を考えるポイントを紹介しています。 その1. では問いかけが思考に向かいやすいか?感情に向かいやすいか?を気にして考えていますという話を書きました。 今回は、なんとなく考えた問いかけがしっくり来ないというとき、ブラッシュアップさせたいときに考えている視点を3つ、ご紹介します。それは (問いかけがしっくりこないときは・・・) ・構造を変えてみる ・対象を変えてみる ・前提を変えてみる です。1

私が考える、ファシリテーターに向く人、向かない人

今日は、「どんな人がファシリテーターに向いていると思う?」ということについて書いてみます。以前Twitterでも発信したのですが、こんな記事を見つけました。 記事によると、日本ファシリテーション協会に所属している人は、学級委員長の経験者が他の組織より多いとのこと。面白いですね。 記事の中には、 ホームルームがうまく進められなかったトラウマなのか、仕切り屋さんが多いのか、はたまた損な役回りを引き受ける奇特な人たちなのか……。 と書かれていますが、皆の話し合いを進