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某アニメについてちょっとだけ言いたい

こんなどうでもいい記事のために、アイキャッチ画像をわざわざ描いてしまった。

題して『概念としての炭治郎』。文字を消して「みんなのフォトギャラリー」にもアップしておくので、もしこのアニメについて文章を書きたい人がいたら、ぜひトップ画像に使ってください笑。

さて、この外出自粛期間に、なんらかの「作品」に触れたいと思う人は多いのではないだろうか。無論、私もその一人である。

私はここまで東野圭吾さんの小説を借りて読んでいたけど、それも読み終わる頃には図書館も完全に休館になってしまった。新しい本が借りられない。もっとたくさん、なんなら『白夜行』とか、なかなか読み終わらなさそうなぶっといやつも借りておくべきだった。と、後悔しても時すでに遅かった。

そこで登場するのがご存知、我らがAmazonプライムだ。

映画もいいけど、2時間弱を集中的に捧げたい気分になるようなものがなかなか見つからない。自慢ではないが、私はAmazonプライムでいい映画を探すのが、なんていうか、すごく下手でなのである。

というわけで、噂のあのアニメを見始めるにした。そう、「あれ」である。理由は、評判がいいから。

アニメに手を出すというのは、それ相当の覚悟が必要だ、と個人的には思う。しかも、今回のこれはまだ本誌で連載中であり、完結していないお話だ。危険度もより高いと言えよう。

プライムビデオでは第26話まで見れるらしい。もちろん漫画としてはその先の話までもう世には出ている。どうやらそれ以降は、この秋公開予定の劇場版に続くようだ。危ない匂いがする。

さてここで、さっきから何をそんなに恐れることがあるのかと思うかもしれない。

それは、ちょっと時間があるからってなんとなく見始めただけ(無料)のアニメにうっかりどっぷりハマってしまい、「次の展開が気になりすぎて当初はそこまでする予定ではなかったのに大人だからって金に物言わせてコミックス全巻買いしそれでも心は満たされることなく普段は絶対読まないジャンプ本誌(バックナンバー含む)まで気が狂ったように買い求めもはやそうでもしないともう一日中そのことばっかり考えてしまって日常生活が何も手に付かない沼」に吸い込まれてしまう可能性がゼロではない。ということを恐れているのだ。あぁ、想像しただけでもなんと恐ろしい。

以下、特にネタバレもないので安心して読み進めてほしい。

結論から言うと、そこまでどっぷりとはハマっていない(なんやねんw)。

見始めてから、決して忙しいわけではないけどなんとなく1話も見なかった日もあるくらい。アニメを見ているときと見終わったあと以外は、日常生活で彼らのことを思い出すこともほぼないw

しかし。しかしである。このアニメ、映像がめっちゃ美しいということをとにかく誰かに伝えたい。そのためのこのnoteである。とりあえず、画がすごい。

"アニメあるある"の「作画が乱れてる回」とかも全然ない。自然の景色は本物の映像かと思うくらいきれい。部屋がぐるぐる動いたりするシーンもCGのように圧倒される。ストーリーの都合上、全体を通して首がもげまくるけど、それらのリアリティがとにかくすごい。幻想的な首のもげかたをするときもあった。効果音といい血飛沫といい、けっこういい感じすぎるので、できればR指定にしてほしい。

このアニメをすすめてくれた、私の行きつけサロンの美容師さんはこう言っていた。

「私は漫画も読んでますけど、ある意味アニメのほうがいいかもしれないですー!なんか、技とか。」

「なんか、技とか。」

この言葉の意味は、もしここに漫画もアニメも両方見ている人がいたら、きっと大いに納得し、理解してくれるのではないだろうか。ちなみに私は、漫画は無料公開されていた最初の数話しか読んでいない。

このアニメの映像美のさらに特筆すべきところは、戦闘シーンのエフェクトと、疾走感が余すところなく効果的に表現されている点だ。漫画だけ読んでいるという友人は、私の(しょうもない)インスタストーリーズの投稿に対してこう言っていた。

「漫画では技がどうすごいのかもいまいちよくわからなくて、読者は10巻くらいまで若干置いてかれてる感があるねん」

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まじか。その悩み、アニメでは第1話から解決してくれとるわ。

そんなこんなで、先日Amazonプライムで見れる26話まで見終わってしまった。シーズン1の締めくくりであるこの最終話は、最初から最後までさらにシーンの美しさが際立っていたように思う。あれ、これもう劇場版ですか?ってくらい。まぁ、再生してたデバイスはiPadだけど。とにかく、それくらい推しておきたい。日本のアニメって、本当に映像がすごい。

そして実は、今日歩いて隣町(言い方w)の某レンタル屋さんに行ってきた。理由はもちろん、この原作のコミックスを安定してレンタルできるかどうかをリサーチするためだ。

あまり長居はしたくなかったので、店内に入ると一目散にコミックレンタルのコーナーに進む。あった。最新刊。何冊かある。でも、ぜんぶ、中身がない。一冊残らず借りられている・・・!

一応、その裏の棚の最新刊以外のコーナーも見る。さすがそのタイトルには大きなスペースが割かれており、同じ巻も複数取り揃えられているものの、中身が残っているのはかなりまばら。これでは安定的な供給は得られない。ほぼ予想通りではあるものの、手ぶらでお店をあとにするほかなかった。

いや、買えよ。そう思っている人も、もしかしたらいるかもしれない。

しかし、漫画というものは買い出したらキリがない。正直言って、うっかり漫画を購入しはじめるのはもうこりごりだ。特に、この先何巻まで続くのか予想ができないコミックスを買いだすのは、それ相応の覚悟が必要なのだ。今の私には、その強い心がない。

小学校低学年のときに集め出した『ONE PIECE』に『HUNTER×HUNTER』。あれから20年以上の月日が流れ、私たちも三十路を過ぎ、かなりええ歳になった今でもまさかまだ完結していないだなんて、あの頃誰が予想しただろうか。

私はアメリカ留学中でさえも、必死に追いつこうと一時帰国のたびに『ONE PIECE』を頑張って購入し続けてはいたが、6年ほど前に力及ばずリタイアしてしまった。もうついていけない。『HUNTER〜』に関しては、連載の中断も多く、漫画の設定も困難を極めており、もう何がなんだかよくわからない。

話がそれてしまった。

結論を言いましょう。

・そもそも、これ『鬼滅の刃』の話ね
・アニメの映像すごい

・もし誰かコミックス持ってたら貸してw


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