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ネガティブなことを事実上なかったコトにする文章

認めたくない点を指摘しながらも、ネガティブなことを事実上なかったコトにする文章

人は自分の欠点をもろに指摘されると嫌がります。自分のしくじりを指摘されると、萎えてしまいます。

相手もそうですね、相手をわざと傷つけたいなら別ですが、そうでない場合は相手もダメージを受けます。相手の欠点やしくじりを、つい目の前で嘆いてしまったりすると、相手はひどいショックを受けてしまいます。

反省すべきところは、実は本人が一番良く分かっているんですよね。それを何度もくよくよ自分をいじめたり、相手が落ち込んでいるところに、追い打ちをかけるような言葉を投げかけるのは、百害あって一利なしです。

(相手がノーテンキに、自分が周り迷惑をかけているのに気がついていないこともあります。そういうときはむしろ言ってあげるほうが親切ですね…)

本日のみこちゃん文章術では、やったことを事実上なかったコトにする文章をテーマにい対します。

友達がやっちゃったときに あなたはどんな言葉を使いますか

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喫茶店でないとしている友達がコーヒーを運ぼうとしてミスをしました。

「あーあ、やっちゃった」状態です。

とりあえずは、後始末をしましょう。でも友達がそれを引きずっていたら、あなたは、どんな言葉をかけてあげますか?

良くないのは、「そんなことよくあることだぜ、気にすんな」と笑顔で言うことです。

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これは、友達であるあなたとしては精一杯の誠意のこもった言葉なのですが、残念ながら言葉としての威力は今ひとつです(このイラストの場合コーヒー飲みながらなので、もっとまずいかも…( U_U) )。

「よくあることかも知れないけど、まさかこの俺が自分であんな単純ミスをしでかすとは思ってもみなかった」

落ち込んでいるドツボ真っ只中の友達は、返って余計に自分を攻めてしまうという心理状態に陥ります

自分は結構バイト仲間の間では、店長からも仲間からも一目置かれる存在だった。新人が入ってきたら、真っ先に店長に教育係をお願いされていたこの俺が…。

にもかかわらず、その俺が失敗ししまった。その他大勢のバイトと同じどころか、それ以下なんだ…俺は…。

こうなっちゃうわけですね。

やったことがなかったコトにになる瞬間魔法

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