自分語りの文章

読者への愛情を 自分を全面に出して表現する 自分語りの文章

＊本日のテーマは、みこちゃん文章術に先行して公開してあります「プロフィール作成講座」と密接に絡んできますので、いつものように「〇〇だ」という例文は載っていません。解説主体になりますのでよろしくお願いいたします。

では、ひさびさにみこちゃん文章術いってみましょう！

いわゆるブログの書き方という本やウェブサイトのそれ系の記事を読む。

すると……。

必ずと言っていいほど「自分語りはうざいから読まれない」「自分語りは絶対にしてはダメ」「自分語りは嫌われるブログNo.１」というまことしやかな意見が出てきます。

しかしこれは、まったくそんなことはないのです。

本日のテーマはそんな自分語りの文章についてです。

自分語りを聴くのはけっこう楽しい

靴、そうだな趣味性の高いスニーカーを例にしましょう。自分がいかにそのスニーカーが大好きかを、手を変え品を変え延々と語るのを拝聴するのは、こちらが普通程度に靴が好きなだけであっても楽しいものです。

言っていることは半分もわからないんだけど、どうもそのスニーカー君は只者じゃない！というのは分かる。

もしデートのときだったら、とても都合がいいじゃないですか。延々と語らせておいてニコニコしてれば、おそらく彼氏は上機嫌です。
デートは楽しくなること間違いなし。

あと、年配の人は釣りが好きだという法則があるような気がする。個人的感想かもしれませんけど、割合高いと思う。お宅に伺ったときなど、居間にかざられている魚拓に話を振ったりするとこれがまた、嬉しそう嬉しそう(^o^)。しまいには、釣り道具まで持ってきて見せてくれる人もいます。

私はといえば、海釣り公園で小さな魚（名前当然のごとく忘れた）釣ったくらいしか経験がないですが、ふだんはオッソロシイ私の空手の先輩（わたしこー見えても空手の黒帯だよん）が相好崩して「俺はいかに釣りを楽しんでるか」を語るのを聴くのは楽しいです。

私の父が、私の友達に趣味の日本刀を振り回しながら、自慢話をするのはやめてほしいと思うときがありますが、単に危険だからです。話をするのはいいと思う。なんか変な家だなあと思われそうですが、いちど私の家に遊びに来てくれた私の友人は何度も遊びに来てくれます。

さて、ではなんでこんなに楽しい自分語りはダメだ！とネットでは言われているのでしょうか？

今挙げた微笑ましい自分語りと　意識高い系自分語りの違いには重大な違いがある

少し前の記事になりますが、この【有料コンテンツ作成講座】のプロフィール作りの講座で取り上げた「意識高い系」について考えてみましょう。

＊なお、【有料コンテンツ作成講座】はみこちゃん文章術だけではありませんで、大きなシリーズ物の一つが好評を頂いておりますみこちゃん文章術になっています。
上記の記事はこちらにバックナンバー化されていますので、ぜひご参照ください。

この記事の中で悪いプロフィールづくりとして例にあげた「意識高い系」プロフィールを再掲します。

大企業にしがみつかない生き方を目指すNPO法人「新しい時代の関東学生連盟会」副会長。

モットーは右でも左でもない、新しい日本の未来の姿を若者から発信すること。「日本はこのままではダメだ」と思った人は是非一緒に活動しましょう。

この間尊敬する衆議院議員の○○さんと会った時に激浪され、即ツイッターをフォローしてもらいました。同じパーティーにいた朝日新聞の○○さんの意見は大したことがなかった。マスコミは、しょせん＜マスゴミ＞ですね。

こんな僕に共感してくれた人はぜひフォローして下さい。イノベーティブでセクシーなプロダクトをマーケットにローンチして、急速にスケールしたそのタイミングで、NPO法人はバイアウト。

イグジットした資金でまた新しい会社を立ち上げるって理想ですね。最近睡眠時間がほとんどないのが悩みの種だけど、ここは僕がやるしかないでしょ。一緒に起業をする仲間募集中。

でたーーー悪い見本の自分語りです。

そして、プロフィール写真はスタバでMacBookで白い歯の笑顔です。

何を言いたいんだかさっぱりわからないですが、一生懸命前向きさとそれなりの交流関係などをアピールしています。将来の夢も語ってるらしいですが、一体何の起業がしたくてどんな人と仲間になりたいかは全然分かりません。これでキラキラ光ってカッコいいのでしょうか？

良い自分語りをさらに詳しく考察する