れきしをラクに学ぶ

歴史を学ぶ難かしさ

中学校に入ると日本史で教わる範囲はぐんと広がります。
古代、中世、近世、現代に渡る人類の進化や社会の発展、都市の滅亡、宗教などその時々に活躍した人や主な出来事だけをさっくり取り上げてある学校の教科書を読んでも、歴史の流れなどさっぱりつかめないのではと思います。

レベルに合った学び方をする

そもそも教科書を読んでも分かるわけではない
 歴史が分かるための本ではないので、教科書だけで分かろうとするのはやめたほうがいいです。

暗記だけをしない
 教科書を読む→暗記するはしなくていいです。

『ストーリー』を意識する。
 人が何かを覚えるためには『ストーリー』が必要です。
 出来事と出来事のつながりや、人と人とのつながり、社会の背景など自分事にできるくらいのことを、どんどんつなげて覚えていきましょう。

積み重ねられる学び方をする
 前提となる知識や経験によって、人の理解度はまちまちです。流れをつかむ→知識を増やしていく、ということを続けて自分の知っている範囲を少しずつ広げていくやり方が無理のない勉強の仕方です。

日本史の流れをおおざっぱにつかもう


このプリントで歴史の最重要人物を理解しよう。
ちびむすドリル 日本の歴史人物 テスト
穴埋めになっているので、説明を読みながら教科書から人物を探していくとよいです。
またドリルをやる時にあるとよいものが歴史人物カード
字を読む、書くのが苦手な子には、カードが読み書きのフォロをしてくれます。

ちびむすドリル 日本の歴史人物カード
親勉アカデミーの歴史人物トランプ
私が使っているのはこちら↑の歴史人物カードです。カラフルで文字も少なくて分かりやすいです。

動画で歴史を理解しよう

古代日本の礎を築いた男 藤原不比等
「大宝律令」の制定や「平城京遷都」を主導したのがこの人、偉大な政治家。申し訳ないけど、その肩書きはこの動画を見て初めて知った。
そして家系がまたすごい。藤原鎌足の子で、聖武天皇の祖父。
そんな偉大な不比等、でも歴史人物カードにいない~!
そしてこの動画でありがたいのが、教科書でよくありがちな家系図が時系列のストーリーと一緒にアニメで説明されているから、分かりやすい!
そもそも教科書の家系図をあの表記で載せるのはナシだ。
だって子どもはどんどん先に亡くなるし、子が亡くなるとまた祖母とか母親とかが天皇として登場するから、家系図は逆にややこしいことこの上ない。
古事記や、日本書紀が編纂されたのも、不比等の時代だ。
藤原不比等(YouTube)

行基はすごい!
行基が人々のために行ってきた事業、大仏建立がどういう意義でその当時の人々からどういう風に見られていたのか、行基の偉業に胸を打たれる。
行基(Youtube)

字を書いたり読んだりをiPadにフォローしてもらう

字の書き方をガイドしてもらう
人の名前はむずかしい漢字が多く使われている。書き順や字の形をわかりやすく見せてくれるのがこのアプリ。
筆順

iPadに文章を読んでもらう
iPadの読み上げ機能を使うことで、読むのが苦手でも聞くことで理解できます。
設定を開いて、一般→スピーチを選択。

スピーチから「選択項目の読み上げ」をONにします。

iPadに教科書を読んでもらう
ClipOCRというソフトを使うと、本をスキャン→文字に変換することで、本を読んでもらうことができます。漢字の読みが正しくなかったり、正しくスキャンできないこともありますが、おおよその内容を読んでもらうことはできるかと思います。

本をスキャンする→「写真を使用する」を選択

このようにテキストに変換されるので、文字を選択→「読み上げ」を選ぶと文字を読んでくれます。

重要な人物と出来事をねこねこ日本史で押さえよう

ねこねこ日本史は4コマ漫画で、話しが細切れになっているので集中力が続きやすい。歴史人物の漫画などよりも情報量が少ないので、ざっくり理解するのにちょうどよいです。
・聖徳太子の冠位十二階は、能力に応じてねこの首輪の色で役人をランク分け →ねこはあまり色の区別がつかないオチ付き
・聖徳太子が役人の心がまえを説いた十七条の憲法を作成
 →ねこなのでソファーでつめをとがない、車のボンネットで寝ない決まり
・平安時代の貴族の階級についてねこが積み重なった絵でビジュアル的に説明 →4コマ漫画は図より分かりやすい!
・後白河法皇の義経オシ(えこひいき)を義経だけのTwitter「いいね」で説明 →4コマ漫画で仲たがいのたくらみが説明されている

こうして見てみると、人の頭の中に一度に入る情報量が4コマ漫画では最適化されていることがよく分かります。
長々とした説明でかえって分かりにくい教科書の数倍わかりやすい4コマ漫画。脳みそにインプットするには、ストーリーと絵がセットになった4コマ漫画は最強です。

今回はここまで。今後もネタを増やしていきたいと思います!

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