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超初心者が「OpenSea」で「NFT」を出品するまで ②

昨年末あたりから大注目のWeb3界隈。いまだにしっかりと理解はできてないけど「まずはやってみる精神」で、とりあえずNFTを出品するところまでやってみています。前回の記事では、MetaMaskへ送金したところまでのステップをご紹介したので、今回はOpenSeaの登録からNFTの出品までを綴ります。

OpenSeaでNFTを出品するまでのステップ

NFTを出品するまで、おもに9つのステップの作業が必要です。

1.  コインチェックの口座開設
2.  住信SBIネット銀行の口座開設(必須ではない)
3.  Googleの認証アプリで二段階認証設定
4.  住信SBIネット銀行からコインチェックに日本円を入金
5.  入金したらコインチェックでイーサリアムを購入
6.  MetaMask(暗号資産のお財布)の準備
7.  コインチェックからイーサリアムをMetaMaskに送金
8.  OpenSeaの登録
9.  OpenSeaでNFTの売買

▼ 1~7の口座開設からMetaMaskまでのステップの解説はこちら

ステップ8, OpenSeaの登録

MetaMaskの登録まで終えると、そのあとの工程はそこまで難しくありませんでした。WebからOpenSeaのサイトを開き、拡張機能のMetaMaskと接続すればOK。指示に従って入力を進めると、認証メールが送られてくるのでクリックしたら登録完了です。ここのステップでは特につまづきはありませんでした。

ステップ9, OpenSeaでNFTの売買

さて、やっとNFTの出品です!おっと、その前にNFTとして出品したいオリジナルの画像や動画をあらかじめ用意しておきましょう。

ステップ9-1, コレクションの作成

作品の用意ができたら、それを入れるアルバムのようなもの「コレクション」を作成します。自分の場合は、茶道に関するNFTアートをいくつか作成し、そのNFTを入れるために「cha-no-yu」というコレクション(アルバム)を作りました。

コレクションでは、名称やロゴ画像の入力、そして取引に関する設定も行います。必須項目には※印がついているので、最低限そこだけは入力しておく必要があります。設定後ほとんどの項目はあとから編集することができますが、デフォルトのブロックチェーンの種類のみあとから変更できないので注意が必要です。

ここで迷ったのが「ロイヤリティの利率」と「ブロックチェーンの種類」です。「ロイヤリティ利率って何%にすればいいの?」。それに、「ブロックチェーンはイーサリアムかポリゴン、どっちにすればいいのか?

つまづきポイント①

ロイヤリティの利率とは、作品の二次販売時に作者に還元されるロイヤリティのこと。最大10%まで設定できます。現在NFT市場はちょっとしたバブルのような活況のため、一度買ったらずっと保有するというよりも転売する人のほうが多いようです。そのため、ここはある程度パーセンテージを設定しておいたほうが良さそう。デフォルトは0%なので注意が必要ですね!(自分の場合、作品が売れるとは思ってはないけれど、とりあえず…ロイヤリティは5%に設定しました。)

つまづきポイント② 

OpenSeaのブロックチェーンの種類にはイーサリアムとポリゴンがあります。イーサリアムは初回出品時にGAS代(取引手数料)がかかりますがポリゴンにはかかりません。イーサリアムには高額商品が多く世界へのアピールもしやすい反面、GAS代が高額という難点があります。一般的に本格的にNFTで稼ぎたい人はイーサリアムを選び、試しに出品したい場合はポリゴンを選ぶのが良いと言われています。

ステップ9-2, NFTアイテムの作成

いよいよNFTアイテムをアップロードします。OpenSeaの画面右上にある「Add item」をクリックし、NFTアートの「名前」の入力と、あらかじめ用意しておいたオリジナルのアイテム(画像や動画)のアップロードをします。

このとき、コレクションのときと同様に、ブロックチェーンのネットワークの種類を選びます。コレクションではイーサリアムを選んだけど、その中に入れるNFTアートではポリゴンを選んでも構わないようです。(コレクション内にイーサリアムとポリゴンのNFT混在が可能)

ステップ9-3, 作成したNFTアイテムの出品

アイテムをアップロードをしても、出品されたわけではありません。アイテムのページから「Sell」をクリックして、値段を登録して出品する必要があります。とはいえ、一体いくらに設定すれば良いのでしょうか…?

つまづきポイント③

結論として、いくらで出品すればいいのかは、他の作品の相場を見て決めるのが一番良さそうです。今はバブルのような状態のため、数千万のNFTアートが取引されていますが、もちろん一部の人だけの話でしょう。自分の場合は試しの出品のため、最低価格で出品しました。

どうやったら作品が注目されるのか?


「10歳のお子さんが描いた作品が数千万で取引されている」というニュースを見ると、「もしかして私の作品でもいけるかも?」なんて甘い期待がわくかもしれません。自分もちょびっとそんな考えがありました。

しかし日々世界中のアーティストが新たにNFTアートを出品しているので、当然そんなうまいことはいきませんよね…。注目されるための方法は「twitterで発信してファンを増やす」といったものの他に、「作品をgive awayする」という方法もあるようですよ。

さて、次回は、NFTの購入でつまづいたポイントをご紹介する予定です!ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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