臨時休校中の生徒支援について


教育新聞4月23日
「横浜創英中学・高等学校長 工藤勇一先生のインタビュー」より
Q 新学期が始まっても休校が続いています。学校再開が見通せない中で、どのよう   
に生徒の学びを保障しますか。
A 学校の役割は、人と人をつなぎ、人と学びをつなげていくことです。子供たちが家にいながらも学校を意識できる、教員や友達とつながっている感覚を持ちながら学べるような、そういう場を保障してあげることが大切だと思っています。
現時点では、本校ではさまざまなアプリを使って課題を配信したり、動画を作って配信したりする一方通行の状態です。しかし、今後はきちんとした1日のカリキュラムを作り、朝はHRから始まって顔を合わせてコミュニケーションをとり、子供たちが能動的に学べるようなオンラインの空間づくりを進めています。課題を出され、1人で学ぶだけでは、取り残される子供が出てきます。

・休校が延長する可能性大。
・登校困難なときでもみんなで学べる体制が必要。
・生徒の学びを保証しなくては・・・。

                

1 問題点(全員に起こっているとは限らない)
①授業(学習)が受けられない。学習が進まない。
②先生や友達とコミュニケーションをとることができない。
③生活にメリハリがつかない。ダラダラしてしまう。

2 現在行っている対策
①に対して
・各学年の課題が配る →各自で取り組む。
・「eライブラリ」を利用して家庭学習 →各自で取り組む(一日の利用者30/197人)。
②に対して
・学校からの一斉メールを配信する(週に数回・連絡がある場合)。
・ホームページで学校の情報を知らせる(生徒へのメッセージを毎日配信。)
・「eライブラリ」の振り返り機能により、先生と1対1のメッセージ交換(現在までの利用者25/197人)。
③に対して
・通信やメール、HPで生活プランを示す

3 今後実施するべき対策
①に対して
・ドリル学習だけでなく、授業(講義形式)とドリル学習の併用ができるようにする。
 →「eライブラリ」+「eboard」「(LINE財団)休校学習サポート」
 ※「eライブラリ」は市教委が利用代金を払っているので利用するべき。
 ※授業を動画配信するのはハードルが高い。労力や時間対効果を考えると既存の動画を利用すべき。
・授業に沿った課題をオンラインで受け取り、取り組み、提出できるようにする。
 例)・国語3年教科書「春に」を読んで、作者が伝えたいこと(主題)を考えなさい。
 →「スクールタクト」「Google classroom」
②に対して
・先生と自由にメッセージ交換(チャット)ができるようにする。
 →「LINE」「学びポケット」「Google classroom」
・オンラインで朝の会や学級会を定期的に行うことができるようにする。
 →「LINE」「zoom」「Google classroom(Hangouts Meet)」
③に対して
・決まった時間に学校からチャットやオンライン朝の会などのアプローチができるようにする。
 →「LINE」「学びポケット」「Google classroom」「zoom」

4 利用可能なソフトウェアについて
【ソフトウェア・ 目的・ 特徴】
「eライブラリ」ドリル学習                      ○採択されている教科書の単元名やページ数から問題抽出を可能。
×解説は文章で、説明動画なし。
△振り返り機能を使うと先生と1対1のメッセージ交換できるが、タブレット・スマホでは利用できない。

「eboard 」授業(講義)・デジタルドリルを解き進めながら、分からない時やつまずいた時に映像授業を活用することで、学習を進めることができる。           

「LINE財団 休校学習サポート 」授業(講義)・授業動画(中高生用)国32、社37、数602、理27、英2000。

「LINE」コミュニケーション・グループでチャットやビデオ会議ができる。多くの生徒が利用している。
「学びポケット」 学習とコミュニケーションをつなぐ ・プラットフォーム上にある各社デジタル教材コンテンツ(「eライブラリ」「eboard」など)と、コミュニケーション機能(チャット機能)を利用することができる。

「スクールタクト」授業支援 ・生徒の学習状況をリアルタイムに確認することができ、また、生徒同士の回答を共有することで、「みんなで学び合う」学習環境を作ることができる。

「Google classroom」授業支援・グーグル社の提供している教育現場での教員と学生間のやり取りが簡単にでき、質問等のやり取りやデータの受け渡しなどが共有するサービス。

「zoom」コミュニケーション・パソコンやスマートフォンを使って、映像(ビデオ)と音声で離れた場所にいる相手とのコミュニケーションを可能にしたツール。
 

結論⇒「LINE」を使って、クラスのグループを作ってよければ、いろいろと道が開ける。でも市教委からOKでないだろうな~。

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愛知県で中学校の教員をしています。学校・授業・生徒・そして教員研修に情熱を注いでいます。 家庭では、3児の父。子供たちとのキャッチボールや自由研究で、子供以上に楽しんでいます。
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