見出し画像

導入事例記事のタイトルのパターンを考えてみた

導入事例記事を書くうえで、私が一番コトコト煮込んだり、寝かしたりしているのが「タイトル」です。
BtoB向けサービスですので、そんなにエモいタイトルにする必要は無いのですが、そうはいっても、弊社のサービスは「組織改善」を行うものですので、そういった「アツさ」を伝えたい時もあります。

導入事例記事の「タイトル」の重要性

導入事例記事は、基本的に「見込み顧客」が「サービスを検討する際に」参考にするものです。ですので、その記事を目にするタイミングはだいたい以下のどれかに当てはまります。

・自社サービスサイト
・メルマガ
・SNS
・パンフレットなど紙の資料

自社サービスサイトまで来てくださってる場合は、タイトルだけでなく導入事例ページの見せ方(顧客のロゴ、カテゴリ、フィルタ検索など)が重要ですが、メールで案内したり、SNSでシェアされる場合などは「タイトル」の影響が大きいです。
ですので、目で見てどういう記事かを「タイトル」で表現し、見に来てもらうということは、BtoB向けサービスの記事でも重要だと思うのです。

ちなみに、SEOの観点はいらないと思っています。結果、SEOで上がってくることはあるのですが。導入事例記事は顧客の声を表現するところなので、SEOありきでやるといいものが作れないかな?と思っています。

導入事例記事のタイトルのパターン

1.「効果」を強調する
一番多いのはこのパターンかなと思います。「おたくのサービス使ったらどうなんねん」というところ。特に「数字」で表すと効果的ですね。

例:◯◯率が4倍に。XXと△△の統合で●●を活用

タイトルの「前」に効果を入れて、それをどうやって(HOW)実現したかが続く場合だとわかりやすそうです。さらに、知名度の高い企業であれば、効果のあとに「企業名」を入れたり、効果を出したことによりこう変わる。みたいな「未来」について触れたりするのもよく作ります。

効果+運用方法(HOW)
効果+誰(WHO)
効果+想い

2.「活用方法(HOW)」を強調する

すぐに業務効率化したり、数字で効果が表現できるサービスであれば1のパターンで良いのですが、定性的な効果を打ち出したい場合や、活用方法に幅がある場合は、「活用方法(HOW)」を出すことが多いのではないでしょうか。

例:XXを行い●●を△△に。XXの活用から分かる■■の施策

私の場合、以下のパターンが多いです。

・「活用方法(HOW)」+「効果」
・「活用方法(HOW)」+「誰(WHO)(知名度のある企業やターゲットに当てはまる企業)」
・「活用方法(HOW)」+「△△のために(想い)」

例えば私が作成したこちらの記事。

”日報活用から〜〜〜”のところは「活用方法(HOW)」で、その次に”創業150周年〜〜”と記載したところは「誰(WHO)」です。

こちらは、「弊社のITサービスを、歴史ある企業がご活用してくださっている、このような形で」という風に伝えることで、同じような企業に、「うちでもできるかもしれない」と思ってもらうためにこのタイトルにしてみました。

3.想いを強調する

私が作るタイトルで一番多いのがこちらです……。
BtoBのSaaSならエモさや感情論はカットすべき。と思われるかもしれません。ですが、弊社は「組織を変えるためのサービス」をご提供しています。活用される方にはアツい想いをお持ちの方、組織の未来について考えている方が多く、タイトルで伝えたくて伝えたくて震えてしまいます。そして、その気持ちがある方でないと、組織は変わらないとも思っています。

例:●●のXXのために。△△を〜〜した■■の活用

最初に「想い」を出し、その後に「活用方法(HOW)」や、「効果」、「誰(WHO)を入れます。

例えば私が作成した以下の記事などがそうです。

(私もよく買うFREAK'S STOREのデイトナ・インターナショナル様です)
タイトルに、効果は書かれていません。ですが、担当の方が「実現したい未来のために、何をしているのか」そこを出すことで、「私がやりたいことと似ている!」「そういった目的のためにXXも活用できるのか」とイメージしてもらおうと思っています。

導入事例記事への流入元を見て、タイトルを改善する

ではどんなパターンでタイトルをつけると良いのだろう……と考えた時、その記事への流入元のインパクトが多い順に考えてみると良いかもしれません。
導入事例記事の流入元を見て、ほとんどがサービスサイトのトップページなどからの遷移であれば、タイトルよりも導入事例ページで「目を引くか」「伝わるか」という視点が大事ですし、メルマガなどで配信してクリックされているなら、メルマガで配信する時にタイトルを作り変えなくてすむよう、最初からタイトルにこだわっておきたい。(メルマガの紹介リード文と到達したページにギャップがあってはいけないですし)
そして意外とあるのがSEOで導入事例記事が上位に表示されるケース。その場合はSEOの視点でタイトルを改善すると良いですね。

タイトルを考える時の手順

今回は導入事例記事の「タイトル」について改めてまとめてみたのですが、「タイトル」に時間かけてる人はどのくらいいるんでしょうか。手順でいうと、以下のような流れですが、私は最初に仮タイトルをつけながら、最終的にどうするかはめっちゃ寝かして考えます(笑)

1.事例記事でこちら側が打ち出したい「切り口」に当てはまるワードを出す
2.顧客が特に強調して(楽しそうに)話したワード・フレーズを出す
3.出たワードに近いワードをさらに並べて構成を作る(例:「浸透」が出たなら、定着、促進、推進…とか)
4.一番伝えたいことをタイトルの「前」に持ってくる(効果なのか想いなのか)
5.次に伝えたいことをタイトルの「後ろ」につなげる
6.漢字とカタカナ、数字や「」などで読みやすいバランスを作る
7.上記のパターンで作ったタイトルを3つ〜5つくらい作って寝かす
8.翌日見てピンときたものに絞りつつ、悩んだらCS担当に意見をもらう

1はどちらかというとセールス視点で、2はCS視点ですね。読者に対して出したいワードと、顧客の声を合体させるところが一番楽しいんですよね。

ちなみに調べてみました

ちょっとだけですが、普段から参考にさせていただいているところを調べてみました。

▶調べたポイント
1.タイトルにどんな要素を入れているか
2.文字数
3.パターンを統一しているか

※特に「1.タイトルに何を入れているか」はいろいろなパターンがあります。「効果」「運用方法」「選定理由」・・・ここが一番悩むところですね。

・SmartHR様

スクリーンショット 2020-05-22 17.46.56

1.タイトルの要素→「人数規模」「効果」「導入理由」・・・さまざま
2.文字数→少なめ、シンプル
3.パターンが統一されているか→さまざま

導入事例ページがスッキリしていて見やすい。そのスッキリさのためか、タイトルは短めが多いと感じました。(25文字〜30文字くらい)

タイトルにも傾向があるわけではなく、記事の内容に合わせてタイトルを作られている気がします。

・ベルフェイス様

スクリーンショット 2020-05-22 17.57.52

1.タイトルの要素→「効果」「数字」
2.文字数→多め
3.パターンを統一しているか→定量的な「効果」を打ち出している

ベルフェイスさんのページは自社サイトの改善の際に参考にしており、「導入事例のページのCTAボタンが変わったな」と気づくくらいでした(笑)

タイトルは長めです!3行以上、このページでは全部入りきってないですね。20記事くらい見たのですが、ほとんどの記事に「数字」が入っていました効果を具体的にイメージできるようにしている点で統一感があります。

・Sansan様

スクリーンショット 2020-05-22 18.02.38

1.タイトルの要素→「活用方法」「効果」
2.文字数→多め
3.パターンを統一しているか→「何をしてどうなったか」が多い

Sansan様の場合は、「XXをどう活用したら◯◯になった(効果)」「XXを◯◯のように活用している」というパターンになっていることが多かったです。ですが、実際の記事に飛ぶと、タイトルが変わっていました。
例えば左にある東京コミュニティーさんの記事は、記事ページだと以下です。

スクリーンショット 2020-05-22 18.06.14

導入事例一覧ページでは「パッと見のわかりやすさ」重視なタイトルですが、「読もう」と思った人へは「お客様のリアルな声」が目に入るようになっています。

導入事例記事は「見込み顧客」獲得だけでなく、「既存顧客」にとっても重要

導入事例記事の作成は、見込み顧客の獲得だけでなく、既存顧客にとっても有意義なものにする目的で行っています。自分が話した内容を、想いのこもったアツい記事にしてくれるときっと嬉しいはず。そして、もっとその想いをまだ見ぬ人へ伝えたい。そんな気持ちでを作っています。
その入り口となる「タイトル」について、今回はまとめてみました。


たまたまタイトルで悩み、逃げるかのようにこんなnoteを書き始めたら結構なボリュームになってしまった……。

導入事例記事は沼。

※Twitterやってます。(子育てと推しの話も多いですが)