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トイレで「真ん中の個室」を選ぶワケ

電車では極力端っこの座席に座るわたしは、トイレではできるだけ「真ん中の個室」を選ぶ

きっかけは、織田信成だった。
「しくじり先生」という過去の失敗を芸能人が講義形式で説明する番組に、フィギアスケーターの織田信成が出演していた。
番組の内容は全く覚えていないが、1つだけ記憶にあるのは「トイレの個室は必ず真ん中に入る」というエピソードだった。

信成いわく、アスリートは3つ並ぶものを見ると表彰台を思い浮かべるらしく、優勝の位置にあたる真ん中を普段から選ぶことで、メンタルを強くしていたらしい。

わかったようなわからないような理屈だったが笑、なんとなくその習慣を気に入ったわたしは、できるだけ真ん中を選ぶようになった。
中央を選べば、必ず二人と隣り合ってしまう場所をつくりだしてしまう。なんだか申し訳なさは感じるものの、不思議なことに堂々としているようで気分がよくなった。

案外、メンタルなんてトイレのような場所から作られるのかもしれない。だから、明日も迷いなく真ん中のトビラを選ぼうと思う。

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