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何のために私は化粧をしてきたんやろうかと思い巡らす時

めちゃくちゃ久々に“化粧をした”。


鏡に写る自分の顔を見て、

『見慣れた顔』
と思ったのが半分。

『わたし、こんな顔やったんか』
と思ったのが半分。


私が一生懸命化粧をしたとしても、
肌感と目と眉毛が
まぁまぁ変わるくらい。
(この3パーツが変わると、
印象はかなり変わるけどな)


年齢と共に
化粧をしている顔と
化粧をしていない顔の差が
どんどん大きくなってきたから、

やっぱり
化粧をしている私の方がええなとは思う。



化粧をしないことが日常になると、

(化粧をすることに、
何かしらの意義を見出せなくなってしまうと、)


途端に自分の中から

女が失われていく。

極端に太らないように
極端に衰えないように...

そんなことにだけは
ひたすら気持ちを寄せて
日々努力をしている“つもり”やけど、


化粧をして会いたいと思える人がいないと、
そんな努力も虚しいくらいに
一気に老け込んでいく自分を感じる。


『星の数ほど人はおるんやから、
自分にほんまに合う人には
その気になれば
いつでも出逢えるはず!!

やからこそ、
自分に合わない人間関係に
執着せず
固執せず
流れる水のように
気楽に生きてこー!!』


って思っていたはずなのに。


化粧をしなくなった今の私は、

『自分に合う人になんて
そうそう出逢えへんやろ!

自分が女であるという事実さえ、
時折よく分からなくなるくらいやもん。

私、このままどないなってまうんやろ。
このままでええとは思わへん。
あーなんか分からんけど
ただただ不安や。』

って思っていたりする。



どこかでたまたま出会った誰かと
わいわい話をするのが好き。


好きな人が(男女問わず)
『今日どないしてるか顔、見にきたで!』
って理由もなく会いに来るとか、
(マンガみたいなシュチュエーション)
想像しただけでもワクワクする。

そんなワクワクが“あるかもしれない”からこそ、私は毎日化粧をしていたんやろうか?


どんなに仕事が忙しくても、
どんなに睡眠が足りなくても、
毎日毎日化粧をする!と決めていた
あのモチベーションは
どこから湧いてきていたんやろう?

100%在宅勤務の日々と、
不特定多数の誰かと
リアルで気軽に出逢えない現状。


私だけやないから大丈夫やろ!
って自分に言い聞かせてはいるけれど。

本来、女でいることは、
なかなか楽しいものやと思うんよ。

好きなことはする。
やりたいことやる。
好きなもんは好き。
嫌なもんは嫌。
自由気ままに生きる。
1人で幸せになる力が確かにある。


それにプラスして、
可愛くて、健気で、儚くて、
どこかで何かに守られていたい...
と実は思っている。

それが私の中の女...
なんかなと思ってるんやけどな。
近頃は。


女を捨てる気は200%以上ない。


でも、
日に日に
女らしさを失っていっていることに
“ふと”私は気づいてしもたわ...


エアバーベキュー

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