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がハガハ笑って、泥にまみれながら笑い泣きする...そんな誰かに心をうごされる私や私たち

今日、NHKの朝イチの『プレミアムトーク』のゲストを見てて思ったんよ。

特に、女性ゲストに対して思うんやけど。

ほんまに多くの人が、

“心をうごかされる何か”を求めている気がする



心の思うままに生きている人。
たくさん傷つきながら、もがいている人。
周りの目なんて気にもとめず、自分の好きだけをひたすら追い求めている人。


みんなどこかに痛みがあって、それを受け止めて、また立ち上がって、、、


がハガハと笑うくせに、突然真面目に語り出す。

ちょっとカッコ悪かったり、ダサかったりすることもあるけど、なんだかそれも全部含めて、めっちゃキュートでステキに見える。

ありのままをさらけ出せる人。
なんやかんやあるけど、笑って前を向いて生きている人。


そんな人の生き様に触れることで、ホッとしたり、気持ちが楽になったり、嬉しくなったり、その人の姿に何かを重ねて悲しくなったり、怒りたくなったり...。


そんな風に、


誰かの姿に自分を重ねて、自分を見る。


みんなそんなことをどこかで求めているのかもしれない。


何をしていても幸せな人より、どこかに痛みがある人の方がええ。

何もかも卒なくこなせてしまうスマートな人より、泥の中でもがいて、ドロドロぐちゃぐちゃになりながら笑い泣きしている人の方がずっと好き。


波乱万丈のどん底人生からはい上がって、大成功した誰かのサクセスストーリーより、


なんだかいっつもイマイチ、停滞、なんとも言えない...そんな毎日の中でも、少しずつ小さな楽しみを見つけてコッソリ生きている誰かの話の方がずっと気になる。


別に、“すごいもの!”を求めているわけやない。

どちらかと言えば、“全然すごくない!”方が落ち着くし、そっちの方がしっくりくるんや。


私みたいな誰か。
私みたいなあなた。

そんな人に出逢いたくて、つながりたくて。


それが今を生きる私や多くの人たちの、心の中にひっそりある想いなんではないやろうか。



少なくとも、私はずーっとそう思っている。

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