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ポンコツでありのままの自分が落ち着く(しっかり者の面影無し)

こないだの日曜。

夕方、三人で図書館に行こうとすると
マイカーから変な音がする!!

ガ!ガ!ガ!ガ!...という振動と爆音。


どうやら、
クーラーの下の方から音がしている。


ずっとクーラーの調子が悪かったから
そのせい?!

とは思いつつも、心が震える。




ヤバイ!!
すぐさま車屋に行かねば!!


で、でも、、、
途中でエンジン爆発とかしたらどうする?!
このまま運転して行ってええのん?!

全力で焦る。




車に詳しそうな
比較的近所の人に電話するが出ない。

うわ!ヤバイ!!



800キロ離れた
関西の車屋の友達に電話。

人の家族団欒中に
お騒がせな電話をかける私。



『せやなー。まぁ聞いた感じでは、単純にクーラーの不具合やからな、爆発はしいひんわ。ま、焦らんように気ぃつけて、車屋さん持っていきやー!』


さすが幼なじみ。慣れた対応。


爆発さえしなければ、こっちのもん。



急いでSUZUKIのマークのある
車の修理屋のような所に行ってみるが、
日曜は休み!!



マジかよ!!
また焦る。


子供たちも、ザワザワし始める。
『母さん、大丈夫なの?
車、どうなってんの?』



『あーー!!うるさいっ!
今ならスマホで車屋さん探すから、黙って!』
焦る私。



SUZUKI、福島、伊達市...

そのキーワードで、隣町の車屋がヒット。

電話をしてみると、
日曜なのでフル営業はしていないが
車をみることはできるとのこと。
(修理はできない)

『え?.......修理できひん??
....ほな私、どないしたら...??

、、、、ま、とりあえず今から持って行きますからねー!!待っててくださいよー!!!』


秒で気持ちを切り替えて
勢いよく電話を切る。

『初めて福島で車屋に行くんやし、
変な車屋に当たってぼられたりせんように
とりあえずは、ディーラーに行きや!』

と友達に言われたことを思い出す。

ディーラー?え?ここはディーラー?!

優しい店員さんに
車の鍵も車も渡した後、
その会話のやりとりをふと思い出して
ネットのURLを送る。

『今ここにいますが、
これはディーラーであってますか?』

『あっとる!』


ようやく、すべてホッ〜とする私。

クーラーの内部がおかしくなってたらしく、
修理には5万かかるとのこと。


辛い出費ではあるが、
誰かが辛い思いしたわけではないので
これで済んでよかった!

また、気持ちを切り替える。

代車を貸してくれた。
SUZUKIのアルト。
前に岩手で修理した時の代車と、同じ車種。
前乗ったのと同じ軽自動車!


生まれて初めて、福島ナンバーを運転!
ドキドキ!
地元の人っぽく見えるよね?!
ドキドキ!!



あれ?!

意気揚々と車屋を出たくせに、
慌てて車屋のおじさんを呼び止める私。


『あのー!!ちょっとこの車の
ハザードつけるボタンがどれか分からないんですけど?!
ハザード、つかないんですけど?!』

『あー、それじゃないですね。
こっちですね!ほらね!(^^)
よかったですね!
気をつけて帰ってくださいね(o^^o)』

私がハザードと思って何度も押していたのは
コレでした。

CD出すボタンやね。
よく見たら、似てるよね。
いや、似てないな。



エンジンの遊びの感じが
普段のソリオと違うから、

強弱がものすごくはっきりした
ウォーンヴォーン!の運転になりながら、
無事故で家に帰った。



数年前までは、
“何かとしっかり者のハットリさん”
として生きてきてたはずんやけど、
その面影はない。

というか、
実は元からこの程度。



なのに、
しっかり者のふり、とか
仕事をテキパキできるふり、とかをしながら
ここまでやってきただけかも。


はぁー
よーがんばってきたな!私よ!!!


ソリオが帰ってくるまでは、
生まれて初めての福島ナンバーを
楽しんだる!!!
(もちろん無事故で!)

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