pixel6aについて私なりに思うところ

おはこんばんちわ、ゆきちゃんです

先代マイスマホpixel5aから6aに買い替えて約2ヶ月経ったのでレビュー的な物を書き残すことにする。

電池持ちや大きさ、重さ、操作感など一般的に気にされる項目に関しては一切不満が無い。
不満が無いどころか凄く良い機種だと思う。迷っている人には「買えば分かるさ、この良さが」と手放しで購入をオススメ出来る。5aではちょっと動作がキツかった遊戯王マスターデュエルもサクサク動いている。
特に5aと違って背面がガラス加工されている点は、持っていて滑りにくく、見栄えの高級感もとても良くなった。
私みたいな『NOスマホケース』過激派の人間は全世界で喜んでいることだろう。

さてそんな辛口ゆきちゃんにも高評価な6aだが、1点だけ看過できない点がある。
スピーカーだ。

6aのスピーカーは解像感も良く、スマホにしてはかなりいいスピーカーが乗っている様に思う。
ハイに特徴があって、4khz辺りにニョキっとピークが出ていて、その後は10khz辺りをピークに軽くシェルフしている。
ミッドは1.2k-1.5khz辺りにピークがあるような作りになっている。
ハイが出ているせいかローミッドは少なめに感じる。
ローはスマホスピーカーにはそもそも無いような物なので言及しない。

ここまでで察する人もいると思うが、要するに結構シャリシャリした音なのだ。例えるとYOASOBI聞くのに適した最近流行りのイヤホンっぽい音。
実際のところ音楽鑑賞には最適だと思う。かなり気持ちよく聞ける。
ただスマホスピーカーで音楽鑑賞ってするんだろうか、私もそうだが殆どはyoutube鑑賞メインに使われていることだろう。
そうなると同じ質の良いスピーカーでも音の傾向で評価がかなり変わってくる。

トークを聞くことが主体となるyoutubeだと、欲しい帯域は400-800hzあたりになるだろう。分かりやすく例えると福山雅治がふくよかに鳴らす帯域だ。
なお1.5k辺りは椎名林檎やLiSAとか強く鳴らしている。トークにおいてここが強いと多少キンキンする、そんなイメージだ。またカメラ内蔵のマイクで撮ったような動画でありがちな部屋の反響が特に強調されるのもこの辺りの帯域だったりする。
色々書いたけれど要するにトークが聞きづらくてyoutube向きでは無いのである。

以上のことから良いスピーカーだけれども、ちょっと惜しいんだよなぁ、そこじゃねぇんだよなぁ、どうしてそうなったんだぁ、という感じ。
また、先代の5aはこの400-800hz辺りがかなり良く出ていた為に尚のこと残念な思いが強まる。先代は明らかに意図された仕上がりだったので6a開封時に変えちゃったのかぁ、と落胆した思い出がある。

では何故Googleはスピーカーの傾向を変えたのだろうか、折角なのでこの辺まで考察してみようと思う。

恐らく答えは簡単。
先程からしつこく言っている400-800hzまたはそれ以下の帯域。この辺が強く鳴ると結構筐体が震えるのである。知らない人からすると大丈夫かと心配するレベルで。
スマホレビューを見ていると「筐体鳴り」と言うことでこの震えを良くないものとして色んな機種が低評価扱いを受けていたりした。
そして5aも画面を触らずと分かる程度には震えているのだ。要はこの辺りの評価を気にして6aのスピーカー傾向が決まったんだろうなと。私はそう考察する。

こう考えてみると能動的に良い音楽聞かせたくて、ではなく受動的に決まった様な感じがして何となく悲しい。
初めて5aの音を聞いた時に「ウヒョー画面震えてんだけどwwwスピーカー攻めてるwwwヤベーwww」って感動したのにな。やはりそういう尖った部分は低評価を受ける運命なのか。

以上、スマホの評価としては6aの方が良いだけに惜しいなぁと、そういうお話でした。

今後もpixel○aグレードは愛用していくつもりなので、7a以降もスピーカーに注目していきます。今後に期待だね!がんばれGoogle!



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