会社辞めるとなると、すべてがどうでもよくなるね
もうすぐ会社を辞める。
しかしまぁ、役員までやったのに、かなり貢献したのに、辞める間際はひどいもんだ。
でも、もはやどうでもいい。
すべて、どうでもいい。
辞めるときって、こういう心境なんだね。
かなり貢献してきた
引き継ぎしながら思った。
「オレ、かなり貢献してるな」と。
求人の応募数増やしたのはオレ。
面接の精度上げたのもオレ。
人事評価制度や就業規則、まともにしたのもオレ。
融資の金利下げたのもオレ。
資金繰りの精度上げたのもオレ。
ホームページからの問い合わせ増やしたのもオレ。
新聞社とのコネクション作ったのもオレ。
補助金、助成金、取れる限り全部取ったのもオレ。
その他色々オレ。
引き継ぎしながら、「オレすげーな…」と感心していた。
そりゃぁ、役員にもなるわ。
オレじゃなきゃできなかったな、うん。
だが嫌がらせされまくる
そんなオレも、最後は嫌がらせされまくって辞める。
辞表出した瞬間、まるで訴えるかのように「弁護士に相談する」などど言われ、裏で「あいつとは話すな」と言われ、有給取ってる間にシステムを変えられたり、露骨にコソコソされたりしながら、必要外誰とも話さず、一人寂しく会社を去ることになる。
まぁ、そんなことをする会社だから辞めるのだが。
なかなか胸クソが悪い終わり方である。
もはや、どうでもいい
けど、もうどうでもいい。
すべてがどうでもいい。
今後、会社とも会社のだれかとも、関わることはない。
業界も違うし、もちろん個人的に付き合うこともない。
事実がそうだと、心境的にもそうなるようだ。
何をされたところで、もうすぐ関係なくなる。
その事実があると、何の感情も湧いてこない。
ちょっと前まで、言いたいこととかあったんだけどね。
もう何もないわ。
強いて言えば、会社近くの、ずっと行きたかったけどなんとなく行かなかった店に、最後にランチに行こうとだけは、なぜか強く思っている。
いや、ホントに。
今は次の会社への期待と不安がほとんど。
今の会社のことを思い出すのは、まぁ早くて半年後ぐらいだろう。
10年以上勤めて、正直イヤなことが圧倒的に多くて、辞めるときは言ってやろうとか、どれほど気分かいいだろうとか色々思ってたんだけど、そういう感じじゃない。
特に何の思いもない。
無でしかない。
辞めるってのは不思議なもんだね。
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