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炭酸水で生き延びた夏

 食後のお茶が飲めなくなった。
 夏でも必ず食後には熱いお茶を飲んでたのに。今年の猛暑で、胃が熱いものを受け付けない。
 なにしろ気温は38〜39度だ。息をするだけで体温よりも熱いものが入ってくるわけだから、そりゃ苦しい。
 わたしは暑さには強い方と思ってたけれど、今年はじめて日傘デビューしました。

 そんな夏を乗り切ったのはいくつものドリンク類のおかげだけれど、とりわけライフラインだったのが炭酸水。
 これがなかったらわたしは2024年の夏を生き延びれなかった。
 一時期わたしの身体は炭酸水のみで組成されていた。
 ある意味炭酸水中毒だったのかもしれない。

 もともとは、ラベルレスの炭酸水ペットボトルだったのが、Amazonのプライムデーで思わずsodastreamが目に止まって買ってしまった。
 今現在の値段のリンクを貼ってみてよくわかる、ええ、通常に比べてずいぶんお安くなってました。



 自分で作ってみた炭酸水の味の印象は「地味だな」でした。
 ペットボトルの蓋が硬くてなかなかあけれない、ウィルキンソンやIcysparkの炭酸水。それをプシューッと開けたときの「無味なのに圧の強い感じ」がここにはない。
 物足りない。はじめはそう思った。
 けれど次の日になると、あれ? これがふつうの水道水炭酸だよね!と思って、からだに馴染んできた。
 ええ、うちは水道水ですw

 いちばん暑かった頃は1リットルを1日に2回作ってオットと飲んでいた。
 オットはなにかお酒に入れている。
 わたしは自分で作った梅シロップをまぜたりしたけれど、結局寝るまでなんどもなんども繰り返して飲んでいた。
 お茶も味噌汁も入らず、ほんと身体は炭酸水だけで組成されている、はずだったのに、なんで痩せなかったんだろう?

 旧盆前あたりから、ふたたびお茶を飲めるようになった。
 夜も廊下は熱風が吹いてたのに、夜と早朝だけは涼しい風が吹くようになってきた。
 夕立がやってくる日は、慌てて外に出てみると、天国のようにここちよい風が吹いた。

 炭酸だけで生き延びた夏は、今振り返ってみると、ほんの一瞬だったように思う。
 それでも、炭酸水があったから生き延びれた夏だった。

 そして今考えてみれば、ガスシリンダーは廃棄できなくて、お店に返すというルールを知りませんでした。
 ガスシリンダー2本付を買えばよかったなあ。
 
 あと、この場をお借りして、おなかが弱くて、ほんとに暑いときしか氷菓を食べれないわたしがたくさんの「冷たいもの」を食べれた夏だったので。
 そんな「冷たい方々」にもお礼を申しあげておきます。

 スターバックスのフラペチーノ
 セブンイレブンのスムージー
 おなじくセブンイレブンのタマノイ林檎酢
 ゴディバのショコリキサー
 ミニストップのハロハロ
 マックのミニシェイク

 こんなに冷たいものが食べれた夏もはじめてでした!

 

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