見出し画像

1122のひ

今日は11月22日。
いつからか、1122の日(いい夫婦の日)と言われるようになった。
映画も夫婦で行けば、割引になるらしい。

これまで幼いころの話ばかり書いていたけど、
夫婦の話書こうかな。

最初の記事で、におわせてしまったけど、
わたしは、小さいころに「若いママになる!」
と高らかに宣言した。
でも、その夢はかなうことはなかった。

マジで、結婚は一人ではできない。
どんなにわたしが結婚したいと思っても、相手にその気がなければ無理だ。
25までにできなかったら27までに、
それが無理なら30までには・・・
と、無常に日々は過ぎていく。

どこかですぱっと!
諦めてサヨナラすればいいのに、なかなかそれが出来なかったりする。

特に、今の時代は「結婚をしない」という選択肢も全然ありだし、
素晴らしいことだと思う。
ただ、未婚の母と、離婚した母で手当てが異なるというのは、
どうにかならないものかと思う。

わたしのこれまでの恋愛のあれこれをここで書くと、
膨大な量になってしまうので、また違う記事にする。
需要、あるのか?

結局私が結婚できたのは、33歳。
父には、結婚に興味がないのだと勘違いされていたらしい。

子どもを産みたいのなら、本当にぎりぎりというところ。
わたしの人生計画では、30歳までに子供が3人産まれている予定だった。

だった・・・

でも、それはかなわなかった。

これから先も、大好きな夫と二人なかよく生きていく。
それはそれで、たのしみでもある。

不妊治療をしていたころは、いろいろつらいこともあった。
薬漬けになるわたしの健康を心配する夫も、たぶんつらかったはず。
薬の副作用で、嘔吐で目覚める朝を迎えることもよくあった。
自分でお腹に毎日のように注射針を刺すのも、
何度も全身麻酔をするのも、
普通にこなしていたけど、できることならやりたくない。

お金をかけたからって、必ず子どもがうまれる保証はない。
それでも子どもが欲しくてお金を出す人がいる。

特に、あの界隈はきな臭いビジネスも横行している。

でも、「ほんとうにわたしは子どもがほしいのか?」
わからなくもなった。
周りの人があたりまえにできることを、
自分ができないから躍起になっているのか?

医師からは、
・お菓子は食べるな。
・毎食手のひら2枚分のタンパク質を摂取しろ。
・毎朝プロテインを飲め。
・米は食べなくていい。
・適度な運動をしろ。
と、まるでアスリートかのような食生活を求められた。
でも、世の中にはそんなことしなくても、
頑張らなくても普通に子どもが産める人もいる。

さらにわたしは、子どもとどう接していいのかわからないし、
子どもが好きなタイプではない。
でも、子育てはやってみたいかも。

昔から、母もよく言っていた。
「子育てをしてこそ、1人前。
 母親は、子どもに育ててもらうものだ。」と。
ん?それって子育てしない人は半人前ってこと?
そんなふうに、感じて「子育てしないと1人前になれないんだ。」
とどこか強迫観念みたいなものもあった。

不妊治療をしていた一番の理由は、たぶん
「夫をお父さんにしてあげたい。」
という気持ちだけだったと思う。
でもそんな夫も、
「子どもはいなくても全然だいじょうぶだよ。
 治療したいなら、やっていいよ。
 でも、ゆきぴの身体が心配だよ。」

と、いつも言ってくれていた。
でも、自分の中で、体質的にむつかしいとだんだんわかってきた。
うまく妊娠できても、100%流産してしまった。

いろんなタイミングが重なって、治療はやめようかと夫に相談したら、涙が止まらなかった。いま、この文章書きながらも、涙がでてくる。

わたしたちにとって、治療をやめる=子どもは諦めるということ。
夫は、とりあえずやすんでみて、また再開したくなったらその時考えたら?と言ってくれた。

その言葉に従い、治療を辞めたらとても平和な世界がおとずれた。
今日から薬飲まなくていいんだ。
なんだか、治療の呪縛にとらわれていたみたいだ。

特別養子縁組について、調べてみたりもした。
でも、みんなちがってみんないい。
子どもがいない夫婦がいてもいいじゃないか。

いまではそう思ってる。
これから子育てスタートすると、体力的にもハードモード。
好きな時間に起きて、独身みたいに自由に好きなことをする。
そんな夫婦ふたりの人生をたのしもう。

自分たちで稼いだお金で、
老後は海外に移住して楽しく暮らす。
これを叶えるために、日々頑張る。

今はこの生活が、毎日たのしい。
でそんな楽しい生活が送れるのも、
こんなわたしのとなりにいてくれる夫がいるからだ。
寝相がわるくても、ズボラで掃除が下手でも、
わらってとなりにいてくれるからだ。

ほんとうに、ありがとう。

そんな夫が、いまは結構ツライ状況にいる。
あのひとは、完璧主義すぎるのだ。
わたしみたいに70%でOK精神で、もうちょっと気楽にやってくれたらなぁ。
ツイッターでポジティブツイートを繰り返し、フォロワーちゃんを救えても、一番近くにいる夫を救えなければ意味がない。

いま、必要なのは休むこと。
でも、ちいさな会社の社長が休む=会社が傾く。
責任感が強すぎて、精神的にまいっちゃうのではないか・・・
いま、もうまいっちゃってるかもしれない。
でも、やすもうとしない。
毎日毎日、やすめやすめと呪文のように命令する。
それしかできない。

とにかく、明日は今日よりも夫が気楽に過ごせる日々がきますように。

なんだか、ながながと書いてしまった・・・
どうしよう。
こんなこと書くつもりじゃなかったのに。

まーいっか。
いつか、わたしのダメンズ育成の日々についても書こうかな。
知らんけど。





この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?