日本経済最前線

人生100年を現役で過ごすには

人生100年を現役で過ごすにはどうしたらよいか?
それは、現役で過ごしたいと願い続けることだと思う。

これが必要条件であることは明らかだ。
現役でありたいと思う願いを捨てれば、仕事を続けるための条件は次々に失われてれていく。そして、現役ではいられなくなる。

私は、これは十分条件でもあると信じている。
つまり、現役でありたいと常に願っていれば、状況がそのように変化し、そして実際に現役でいることが可能になると思う。

仕事の種類によって状況は違うだろうが、多くの場合についてこのことが正しいと思う。
私の場合でいえば、仕事は「書くこと」だが、現役でありたいと願い、仕事を続けている限り、書く材料はつぎつぎに出てくる。

仕事を見つけるための具体的な方法も示さずに、ただ「現役でいたいと思えば現役でいられる」というのでは、無責任だと言われるかもしれない。しかし、そうではないと私は信じている。

膨大な財産を相続した人は、働くことにあまり強い意欲を持たないだろう。このような人は、ある意味では不幸だということができる。
あまり資産もなく、したがって働くことが生活のために重要な意味を持っている場合には、働くことに真剣になる。真剣にならなければ、状況は開けてこない。
「幸福なるかな、貧しき者よ、神の國は汝らのものなり」(ルカによる福音書6章20~21)

もちろん、こうしたことが言えるためには、健康であることが必要だ。
ただし、このことも、上で述べたことと関係があると思う。
現役であり続けるという緊張感や社会とのつながりが精神的なストレスを緩和し、それが実際に健康的にも望ましい効果を持つのではないかと思う


・定年後の働き方に関するアンケート調査
https://note.mu/yukionoguchi/n/n7c03b1c91a27

・老後資金に関するアンケートhttps://note.mu/yukionoguchi/n/n166d8bced4b7

・副業・兼業に関するアンケート調査
https://note.mu/yukionoguchi/n/n9c4b574d109e

・転職調査
https://note.mu/yukionoguchi/n/n50222ba804d2

・成長戦略実行計画 2019年6月
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/ap2019.pdf

・「人生100年時代」に向けて(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207430.html



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