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超整理日記(第804回):オンラインとはいえ、薄氷を踏む毎日

◇ 仕事はオンラインに
 対コロナ戦は、長期戦を覚悟しなければならないようです。
 この期間を過ごす原則は、オンラインでできる経済活動は、できる限りオンラインに移行することです。

 リモート で仕事をするようになって、いままで随分無駄なことをしてきたと思います。とくに、「会わないと失礼」という思い込みに支配されてきたことです。
 この束縛から解放されたことの意味は、大変大きいと実感します。

 フェイスブックが新しい会議システム を作ってくれるそうです。
 大変ありがたいことです。

◇ オンライン窓口やオンライン医療にしてほしい
 日本の役所の 窓口 も、リモートでできる方式にしてもらえないでしょうか?
 これまでの日本では、窓口に行くのが原則でした。

 政府は、接触8割減 と言っているのですから、対面手続きや押印の慣習を見直すのは、当然です。

 ただし、リモートと言っても、電話では、繋がらないので駄目です。いつまで待たされるかも分かりません。
 オンライン を認めてくれないと。

 オンライン医療も是非進めてほしいものです。
 かなり広まってきましたが、「診断しないとだめ」と言っている医師がまだ大勢います。実際には、なかなか使えない場合が多いのではないか思います。

◇ 薄氷を踏む毎日
 ただし、現実には、リモート生活は、簡単にできるわけでありません。

 第1に、当然のことですが、機器と通信環境が整備されていなければ、話になりません。

 政府は、ゴールデンウィーク中の帰省はオンライン帰省にせよと言っているのですが、田舎の両親の家に、テレビ会議をやる用意があるのでしょうか??
 省庁間でもテレビ会議が円滑にできないといいます。かつて、消費者庁は、徳島と東京のテレビ会議が出来ませんでした。

 環境が整備されていても、薄氷を踏む毎日です。
 デバイスはダウンしないか?フリーズしないか?インターネットはきちんと繋がっているか?アプリに支障は生じないか?
 いま故障が起きても修理に出せません。
 朝、PCが無事に起動してインターネットに繋がると、ホッとします。

◇ ギガに怯えながら在宅勤務
 もう一つの問題は通信費です。
 スマートフォンでFaceTimeをやるだけで、うっかりするとギガの壁にぶつかることがあります。Skype だと、1時間やるだけで、通信料はギガのオーダーになります。

 「ゴールデンウィーク中の帰省はオンライン帰省」 と言っている人は、ひょっとすると、自分で通信料を払ったことがないのではないでしょうか?

 官庁で在宅勤務をやるといいますが、ひょっとすると自宅の通信費は役所が払ってくれるのでしょうか?

 フリーランサーは、ギガに怯えながら在宅勤務しています。


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