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【ストレートに「頑張れ」と言ってくれる4曲】「頑張れ」は悪者? 僕は応援して欲しい!

「頑張っているのに『頑張って』と言われたくない」
「『頑張れ』って言われても、これ以上頑張れない」
その気持ちは僕にも覚えがあります。

僕は以前精神的疲労が溜まり、仕事を休んだ経験があります。
僕の場合、「頑張れ」と言われたくない、という思考はあまりなかったかもしれませんが、これ以上頑張れないくらいに頑張っており、それでもなお「頑張らなくちゃ」と思っていました。
そんな人に「頑張れ」は不適切だったでしょう。


「頑張れ」という言葉を喜んでもらえるか、喜べるか。
「頑張れ」がポジティブに効果を発揮するかどうか。

それは時と場合によるでしょう。
言われる側の状態だけでなく、関係性にもよるかもしれません。
言い方にもよるでしょう。「せいぜい頑張ってね」みたいに聞こえてしまってはよくない。

時には、人を苦しめることがある言葉だということはたしかなんだと思います。


「頑張れ」という言葉は悪者扱いされることが増えたのではないかと思います。

お互いに監視の目を光らせる窮屈な日本社会では、「頑張れ」が言いづらくなっている気がします。

メールやメッセージアプリ、SNS、例えばnoteなど、文字だけでやりとりする機会も多いため、相手の状況が詳しくわからなかったり、ニュアンスが伝わりづらいという要素も関わっているかもしれません。
僕自身、noteでコメントをする際など、どんな言葉を使えばいいだろうと迷うことがたくさんあります。

「頑張りすぎはよくない」
「ライフワークバランスを大切にしましょう」
そんな風潮もあるでしょう。
それも大事。
僕自身、もっと何も考えない時間を作らなきゃいけないと思います。




でも、あえて言いたい。

「時には人を苦しめる言葉」

それも間違いないけれど。

「時には人に力を与える言葉」

それも間違いないじゃないと思う。



僕は中学校、高校は運動部に所属していました。
だから「頑張れ」という言葉によって力を発揮できた経験が何度もあります。
(……今の時代、部活という存在自体否定的な意見も多いのかもしれないけど)

もちろん時と場合にはよるだろうけど、精神状態がおおよそ落ち着いた今は、「頑張れ」と言われるのが嬉しいと思います。

noteにおいても、皆さんから応援していただくことで創作活動を続けられています。


人を傷つけるかもしれないと思うとたしかに悩ましいのですが、「『頑張れ』は悪者だ」という印象が強くなるばかりでは寂しいと、僕は思うのです。






そんな僕は、ストレートに「頑張れ」と言ってくれる曲にいつも力をもらっています。

「ご紹介します」と表現するのもおこがましい程に有名な曲ばかりです。

僕が頑張りたい時に頭の中で流れている曲です。

「頑張れ」という歌詞が入っている曲、何か思い浮かびますか?


※ここで注意です。
上に書いた通り、「頑張れ」は時には人を苦しめる可能性もあります。
ご自分の体調と相談して聞いて下さい。
曲は再生せず文字だけ読んでも、ここでページを閉じても構いません。








①ファイト!/中島みゆき

中島みゆき公式チャンネルより

1983年の曲。

1曲目から「頑張れ」という歌詞ではないですが。

当時パーソナリティとして勤めていた『中島みゆきのオールナイトニッポン』に投稿されたリスナーから送られた葉書中にある仕事での様々な経験が基になっているという逸話が流れていたが、中島は『月刊カドカワ』1991年11月号にて「番組に来た手紙は番組のものだし、歌になんて一切使ってないのにね」とはっきり否定している。

Wikipediaより

そうだったのか!
ラジオを元に作られたと信じ込んでいました。


②関白失脚/さだまさし

さだまさしオフィシャルYouTubeチャンネルより

1994年の曲。

笑える曲という印象が強いのでしょうか。
泣ける曲です。

初めてしっかり聞いたのは中学生か高校生の時、1月1日、年が変わってすぐの深夜に放送されている「年の初めはさだまさし」だったかと思います。
印象的でした。

時は過ぎ、いつの間にか僕も結婚し、子供とペットと暮らしています。
より一層心に沁みるようになったかもしれません。


③人にやさしく/THE BLUE HEARTS

エガちゃんねるより

1987年、メジャーデビューの少し前にインディーズで発売された曲。

YouTubeにもSpotifyにもないので、江頭2:50さんが歌っているものを載せます。

バンドをやっていた時、僕もライブで歌った経験があります。




3曲とも、「頑張れ」に至るまでの歌詞によって、「頑張れ」を言っても許されるような、聞いている人が「頑張れ」という言葉を受け入れられるような、説得力が与えられているのかもしれないですね。

3つ目の動画内ではエガちゃんも「ガンバレ」という歌詞について触れています。


どれも数十年程前の曲です。
「頑張れ」という歌詞の曲は減ったのでしょうか。
当時が多かったのでしょうか。






④fanfare/Mr.Children

こちらは2009年、15年前の曲です。

当時19歳くらいだった僕ですが、「頑張れ」を言ってはいけない空気をすでに何となく感じていました。

だからこそ、Mr.Childrenがストレートに「頑張れ!」と歌ったことが衝撃的でした。






おまけ フロントメモリー/鈴木瑛美子

おまけは「ガンバレないよ」という歌詞が出てくる曲。
(歌詞では「そんなんじゃいけないよ」と続きますが)

原曲は神聖かまってちゃんの曲。
どのバージョンを貼るか迷いましたが、僕が最初に出会ったバージョンにしました。

頑張れない時によく脳内再生されます。

そんな時もありますね。









↓今回の記事の話が関わってくる小説です。

創作大賞2024応募作品です。
皆さんからの「頑張れ!」お待ちしてします。

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