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ホテルでリモートワークをするなら今がチャンス(大阪駅周辺)

ワーケーションしてみたいが、県外移動禁止令を一応守りたい
在宅勤務最高って思ってたが1年続いたらさすがに家にいすぎてストレス
家族でリモートワークがバッティングすると回線混雑で口論続く
自宅が仕事仕様になってなくて業務効率が下がる
家にいると昼ごはん作らされてペースが乱される
たまに化粧しないとやりかた忘れる
たまに外に出ないと体がなまっておばちゃん体系が加速する
とにかく人としゃべりたい、触れ合いたい
乗り物に乗りたい
何より刺激が欲しい

というそこのあなた。というか全部私の要望である。

ワーケーションも帰省もできない

完全在宅ではないからワーケーションは無理だし、そもそも県外移動できないし、実家に帰省したくても、

「ゆきんこちゃんに会えなくて寂しいわね~」

なんて、近所の人がさりげなくいや、堂々とパトロールにくる実家には帰れない。

母:「会いたいけど、あんた帰ってきたら1カ月は家から出れない
というくらい実家の町内は厳戒態勢が敷かれているらしい。日本政府もこのくらいやったらいいのに・・・

こうなってくると、元バックパッカーとしては、アドレスホッパーにも憧れるが、年取るにつれ、自分の家の枕と布団が一番よく眠れることに気づく。
高級ホテルや眠りにこだわりのあるホテルの

”ほどよいホールド感が体を包む”

なんてうたっている高そうなスプリングベットでも、家の寝すぎて、体にフィットしまくって自分の体の形にくぼんだマットレスのほうが安心する。

となるとコワーキングスペースの利用になるが、個室じゃないといろんな人がガチャガチャやっているのが気になるし、机に資料をどば~っと広げて仕事したい私には不向き。

コワーキングスペースの何が不便って、トイレにいくときにいちいちしまわなくちゃいけないのがめんどくさいのなんの。

ホテルで1泊2日リモートワーク

やはり、家以外では仕事できないではないか!と思っていた矢先、あの日本が誇る帝国ホテルの長期滞在プラン30泊30万円のニュースが飛び込んできた。

いやいやいや、ただでさえ仕事減って年収半分になったのに、そんな金どこにある?!

と思っていたら、帝国ホテルに付随するようにビジネスホテルからデザイナーズホテル、高級ホテルまでありとあらゆるクラスのホテルが長期滞在プランを打ち出してきた。

通常は1万円越えするホテルでも長期滞在プランなら1泊3000円なんてものもあり、これはいいぞ!とやる気満々になるも、食事は数日に一度つきます的なオプション提案で朝、昼、晩と3食きっちり食べないといけな私は、逆に高くつくんじゃ?となり、また尻込み。

朝8時から夜20時の12時間デイユースプランも発見したものの、不倫カップルじゃあるまいし、ホテルまでいって泊まらないってのはどうよ?となる。

こんなわがままおばちゃんの願いを叶えてくれるぴったりプランないもんかね~と週末旅行をしているときのように1泊2日で検索すると・・・

安いではないか!それこそ、通常営業時は1泊1万円するようなホテルも6000円くらいまで値下がり。

出張利用が多い大阪駅周辺は稼働率が下がっているとみた。それゆえにどこも価格破壊が起こっているようだ。

こうなったらとことんコスパがいいところを探すしかない!と検索魔と化す。

そしておめがねにかなった超お得プラン発見!

「避密」プラン!ひとりでも、ふたりでも1室5000円!

1室5000円、友達と二人で泊まれば1人2500円。これは安いんでないかい?
ただ、このご時世、気軽に

「在宅っしょ?たまには気分展開にホテルステイどう?」

なんて聞いて、

なんなの?非常識すぎないあいつ!

って思われるのも微妙・・・と悶々としているときに、仲良くしている同業者からラインがきた

なんか毎日1人で1Kの部屋で細々と仕事しているとちょっと病むよな。
飲みにもいけないし、誰かの家で集まるってなったとしても、お迎えするために掃除したり、準備したりで面倒だしな・・・なんか密をさけて会えないかね?

というジャストミートなライン。

ということで、「避密」プランのURLを送り、これどう?とラインする前に

「なにこれなにこれ!いいんじゃね」

とノリノリ。

激安プランはオープンしたてのホテルヴィスキオ大阪

超価格破壊のお値段で売り出し中なのは大阪駅から徒歩5分、グランフロント大阪の横にあるホテルヴィスキオ大阪。
数年前にオープンしたばかりのめちゃくちゃ新しいホテル。

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新しいホテルは水回りがきれいだし、何よりも部屋やバスルームが広いことが多い。

HPの写真で部屋は見ていたけれども、実際に行ってみると「避密」プランで利用できるモデレートツインルームはなかなかの広さ。

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しかも、ちょっとしたソファーとそこそこ広いテーブルつき。

1人で仕事するならまあいい感じのソファースペースだけど、2人で仕事するとなるとちょい狭いのがネック。
もう一つイスがあればよかったところ。

ということで、1人はソファスペースで仕事して、もう一人はベットの上で枕をテーブルに仕立てて仕事をしてみた。

これが、なかなか快適。

HPを見ると、ポケットコイルとウレタン仕様、ピロートップ、肌さわりのいいキルティングパターンとかいろいろ書いていたけど、簡単にいうと程よい固さと弾力で気持ちがいい。

1時間交代くらいでソファーとベットを行き来してみたが、投票の結果(←2人だけど)ベットのほうがやりやすかったという結果に。

仕事が終わってからは、近くのコンビニでつまみを購入して晩酌。
ご飯食べるには十分のテーブルの広さでよきよき。

テレビは40インチ以上と大型で見やすく、ニュースを見つつ、最近の政府のコロナ対策にケチをつけ、愚痴、文句はつきない。

そして、もう一つの注目ポイントのバスルーム。
安いから文句は言えないんだけれども、残念ながらユニットバス。

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綺麗だし、A●Aホテルの桶みたいなバスタブの超絶狭いユニットバスに比べたらかなり広めでいいが、やっぱりね、湯舟につかっているとき、目線の先にトイレがあるっていうのがいただけない。
バストイレ別、もしくは大浴場があればなおよし。

良かったのは基礎化粧品類やお茶、コーヒーがそろうアメニティーバー。

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化粧水、クレンジングのほか、お茶、コーヒー、おやつに大阪のおこしまでそろっているのがうれしい。

ちなみに、この大阪名物の岩おこし。

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見た目は古臭いし、見るからに堅そうだし、さらに駄菓子のようだしで、子供だましな感じだけれども、食べるとさすがのロングセラーの味わいにびっくり。
カリカリの食べ応え、ぴりりときいた生姜がおばばのお口にあう。
だまされたと思って一度食べてもらいたい。

そんなこんなで2500円で15時~11時のチェックアウトまで楽しめた滞在。

これに味をしめた二人は、さらなる高みをめざして?もう一つお得な宿泊プランを予約することにした。

春のおこもりプラン~3つの特典でゆっくりホテルステイ~


12時までの「レイトチェックアウト」
多チャンネル有料放送「VOD見放題」
「百貨店商品券1,000円(1室につき1枚)」


の3つ特典がつくうえ、

デラックスツインルームで予約すると、バストイレ別、さらにほしかった動くイスつき!

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1人4250円とお値段がアップしてしまうものの、人は一度良さを体感してしまうとお財布のひもが緩むもので、あの快適空間ならいいのでは?と迷うことなく予約。

部屋はさらに広くなり、ツインベットも離れていて、気を遣わず寝られる。
やっぱりね、モデレートツインルームみたいにがっつりベットをくっつけられちゃうと、いびきかいたり、寝返りうったりすると申し訳ないですし。そもそも、ツインルームなのに、なぜびったりとつけるのだ?と文句をいいたい。あ、狭いからか・・・

ソファースペースがない代わりにおしゃれなイスとさらにリモートワークにぴったりのビジネス用のイスもスタンバイ。

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この黒いイス。
最初、固そうだなと思ったものの、お尻から背中までほどよくホールドしてくれる広さ、固さがなんとも心地いい。もちろん高さ調節OKで、自宅にお持ち帰りしたくなるほどのお気に入りに。
ちょっとしたテーブルもあるから、二人でリモートワークしても1人はテーブル、1人は壁側で仕事ができ、やりやすい。

しかも、バストイレ別!
ゆっくり、たぷたぷのお湯に体をあずける贅沢。日本人たるものやはりお風呂スペースは大事だなと実感。

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粗捜しばかりして申し訳ないのだが、バストイレ別なのはいいとして
できたら、入口もわけてもらえるとありがたい。

入口というか扉が一緒だと、1人がお風呂に入っているときは洗面台に入りづらいし、トイレにもいけない。

おしゃれデザイナーズホテルでよくみかける、洗面台は部屋の見えるところ、むきだし配置に1票!

ま、あくまで要望。

VODよりFire TV Stick


多チャンネル有料放送「VOD見放題」ということで、映画みながらご飯食べようぜ~と盛り上がっていたもののみたいものがナッシング。
見放題といっても、それほど種類もなく最新作はあれど、最新作についていってないので見たいというものが見つからない。

友人はK-POPが好きなため、KBSワールドのミュージックバングという音楽番組をみて楽しんでいたが個人的には楽しみ半減・・・

とこういうときのためにFire TV Stick!

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コロナ禍で購入した中で一番いい買い物をしたと自画自賛したFire TV Stickは、なんじゃらほいというと、Netflixやアマゾンプライム、Hulu、Youtubeなど自分のアカウントでどこでも見れちゃうすぐれもの。

最近はテレビのリモコンについていることが多いようだけれども、テレビが壊れていないのにそのために購入するのはもったいないと思って検索していてみつけたのがこのスティック。

以前、出張のときに試しにもっていってホテルで見られたことに感動して旅のお供にFire TV Stickは欠かせなくなっている。ただ、HDMIに接続できないテレビがあったこともあり、見られるかどうかはホテル次第。
壁かけのテレビだとHDMIにさせなかったり、そもそもなかったりするテレビもある。

Netflix中毒者はぜひともご購入を。これあれば、どこでも自宅気分(笑)

ホテルで朝ごはんもつけてみた


前回はコンビニのパンとアメニティーのコーヒーで朝ごはんをすませたが、たまにはひと様が作ったものを食べたいと今回は朝ごはんをつけてみた。
+1900円とちょいお高い気もしないでもないが、たまにはということで。

洋食プレート

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最初みたときは、少ないかなと思ったものの食べてみるとかなりボリューミー。特に左手前のココットはトマトベースのショートパスタ入りでおなかにたまる一品。クロワッサンは焼きたてでおいしい!

オレンジ、グレープフルーツ、牛乳、コーヒーなどは飲み放題。

和食プレート

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焼き魚、卵焼きのほか、日替わりの和惣菜も本格派。
コロッケの和風あんかけなんて、料亭並みのおいしさ。

1階のイタリアンレストランが朝食会場だったから、洋食のほうがおいしそうと思いきや和食も本格派。

大阪駅前なのに緑あふれる空間で、清々しい。

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この空間もご馳走の一つと考えれば安いもの。

長期滞在&日帰りデイユースもあり


1階のロビーラウンジも高級ホテルを思わせるような雰囲気で非日常空間を味わえる。

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この2つのプランのほか、9時~21時まで、最大12時間利用できる日帰りデイユースプランもある。

最初に泊まったコーナーソファ付きのモデレートタイプのダブルルーム利用で1人3500円。
1人利用のときは安いかも。
二人だと7000円になるからちょいお高めだけど、12時間利用できるメリットがあるし、カップルでいちゃいちゃ利用というのはどうだろう。(←ホテル側からするとそういった利用は推奨してないはず)

私は冒頭の理由により利用しないが、長期滞在プランもあり。

5連泊ウィークリープラン:1日当たり5,200円(26,000円)
30連泊マンスリープラン:1日当たり4,800円(144,000円)

5泊ごとに朝食1回無料がつくが、自炊ができないしご飯代がやはり高くつきそうで個人的にはなし。

ちなみに、目の前にあるインターコンチネンタルホテル大阪の
4~14泊のご滞在プランは料金:99,000円~だった。

41㎡もあるインターコンチネンタルルームで、大阪市内の眺望、もちろん夜景も最高。4階のフィットネスジム、屋内プール、日本式浴場、サウナ 利用無料つきだそう。

4泊で1泊あたり24,750円って普通に泊まるよりは安いようだが、自宅に帰れる距離で給料激減している今はかなり手厳しい。
朝ごはん、アフタヌーンティー、ワインが時間ごとに楽しめるラウンジを1日中使えるってなったらやりたい。インターコンチさん、よろしゅうお頼み申します。

大阪駅周辺でリモートワークやるなら6月末までお得

大阪市内のホテルでリモートワークしたいな~と夢見ても
「高いに決まっている」
と尻込みをしているかたは、試してみて損なし。

同じ仕事をしている仲間と泊まった感想は、誹謗中傷、文句を心ゆくまで言いまくり、すっきり爽快。女っていう生き物は、文句さえ言えれば、すっきりしてまた日常に戻れるというのがよくわかった。


今まで当たり前のように楽しんでいた会社のランチ時の何気ない文句がこんなにもストレス発散になり、大事だったとはと実感。
と文句を言いまくれる環境に早く戻れることを祈りつつ、密を避けながら1泊2日テレワークの旅は来月いっぱり続く予定。

今は緊急事態宣言中で休館中だが、6月はこれまた昨年オープンしたてのエルシエントホテル大阪に狙いを定め中。

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