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ユニクロが似合わない体形

女が40過ぎると体の変化でよく話題になるのが・・・

下腹が出てきた
尻が垂れて平面になってきた
ゴリラじわが気になる
顔全体がたるむ
背中にも肉がついてきた

などなど。全部当てはまっているものの、普段は見て見ぬふりというか、色眼鏡をかけているとでもいうのか。
な~んとなく、大丈夫だろうと、鏡の中の自分に問いかけて、いつまでも若い振りをする。

自分の家の鏡は、白雪姫の鏡のように、なりたい自分、こーありたい自分を妄想して見ているせいか、まだまだイケル!なんて、幸せなことを思ったりしているけれども、ふとした時、現実を突きつけられることがある。

フィットネスジム事件

腹が出てきたな~と自覚し、人生初めてフィットネスジムに通い始めた。
1か月間無料キャンペーンなるもののティッシュをもらい、1か月タダなら、いっちょ、やってみますか!と乗り込んだら、6か月解約できないとか。タダほど高いものはないとはよく言ったもので、ちゃんと、注釈読んでいかなかった自分が悪い。が、ここまで来たのだからと意を決して入会。

最初の1か月はヨガだの、ランニングマシンを使ったクラスだの、いろいろ楽しくて気づけば週3回、週末も1日は行くはまりよう。これで、ドラマみたいにイケメンインストラクターがいれば、もっとやる気になったのだが、そんなのは現実には、ほぼナッシング。
2か月目からは、料金が発生し、貧乏性なあたしは、暇さえあればジムに行きいそいそと運動に励み、今月は何回行ったから、1回いくらで、すっごいお得!とにんまりしながら通う日々。体を絞るために行っているんだか、お得感を味わいに行っているのかよくわからない。

2か月がたったとき、2か月後検診をやりましょう!といわれ、体重と体脂肪率を図ったところ・・・

体重0.5kg減、体脂肪率5%減。

たった、これだけかよ!相当通って、汗かきましたけども?
とがっくりしていると、お姉さんが取り繕うように

「落ちてますね。急激に落ちるよりも少しずつのほうがリバウンドも少ないですし、この調子で頑張りましょう!」

って、どの調子?
せっかく、楽しくやっていたのだが、なんだか結果が出てないとわかると、ズド~ンと気分が落ち、急激にやる気をそがれ、ちょろっと走って帰ることにした。

この日のロッカーはちょうど鏡の真横。服を脱ぎながら、出っ張ったおなかとたるんだ太ももを見ながら
「これだけ頑張っても、落ちないんかい!」と鏡に悪態をついていたら、鏡の横におしりがだるんとした女性の後ろ姿発見!

「お尻もあれだけ、垂れて、太ももとの境界線がなくなっちゃったら、完璧なおばちゃん体形だな。せめてあ~ならないようにせねば!」

と心の中で思いながら、ふとその女性のおパンツのだっさいベージュ色を見ていると・・・

あ、あのだっさいベージュは!と自分のパンツをみて、愕然となった。
だっさいベージュをはいている。

そう、鏡の横に映っていたお尻だるん女性は、後ろの鏡に映った自分の後ろ姿が、自分の目の前の鏡に映っていたのだ!

前も後ろもひどいことになっているじゃないか!!!!
ノ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン!!!!

とにかく、自宅に帰って、事実ときちんと向き合わねば!といそいそと家に帰り、服をぬぎ、初めてスマフォで自撮りをした。
鏡に映った自分のお尻だるんだるんをパチリ。

早速、チェックすると、やはりあのお尻だるん女性はあたしであった。

急に現実を見せつけられて、やばいとあせるどころか、何もやる気が起きず、ふて寝・・・(←寝て忘れる性格)

次の日、さすがに現実を突きつけられて、食欲がないまま会社に行き、昼休みもお腹はすいてるものの、お尻だるんだるんの現実が恐ろしく、何も食べられない。会社のPCでニュースを見ながら、あ、ツイッターに載せたい写真あるんだった!とグーグルフォトをでかでかと会社のPCに広げたら・・・

でで~んとおパンツいっちょうのあたしの後ろ姿が画面いっぱいに!

な、なんと!と慌てて画面を閉じ、四方八方をきょろきょろしたものの、幸い、誰もおらず、ほっ。

しかし、自動バックアップもこういうとき不便だわ・・・と削除したものの・・・いや、削除はしたけれども、1回クラウドにのせたらどこのどいつがハッキングしてあたしのお尻だるん写真をばらまくかもしれぬ、そーなったら生きていけな~いとありもしないことで、悶々としたのであった。

ブラトップに甘えた結果

ブラトップとは、ブラとトップス(←あたしはノースリーブ、もしくはキャミっていうけど)が一緒になった画期的なインナー。
インナーといっても、ブラパットが入っているから、そのまま着てもOK。
もちろん、見えてもノープロブレムな素晴らしいものである。

いつ何が起こるかわからない!とブラショーを合わせるだけじゃなく、フリフリのかわいいのを揃えていた時代は終わり、見えても無難なベージュや黒、さらにソフトカップだの肌に優しいものにシフトしつつある中に台頭してきたブラトップ。これに目を付けないわけはない!

さて、どこで買おうかと思案していると
「ユニクロが安くて、着心地もいいよ」
との声が多く、ユニクロへ。

どこにでもあるユニクロ。
シンプルなデザインだし、安いし、いいなとは思いつつも、なんとなくみんなと同じファッションになっちゃうべ?
とのことで、敬遠していた。

ひとまず、ブラトップを購入して着てみると・・・

着るときはちょっと窮屈感はあるものの、着てみると体にほどよくフィットするし、肌触りも素晴らしい。ブラ線も気にしなくていいじゃないか!と一気に我が家の下着スペースを占拠し始めた。

そんなこんなで、ブラトップ、もしくはワイヤーなしのゆる~いブラばかりしていたとある日。友人と温泉に行くことになった。

友人だからブラトップでも何の問題もないのだが、温泉めぐりということは脱ぎ着の機会が多い。となると、ブラトップやゆる~いブラのように、被り系はめんどくさい。

ということで、久しぶりに3年前くらいに買って、奥に追いやっていたちょっとかわいい目のワイヤー入りのブラを取り出す。久しぶりにホックなんて、やってみると、あら?あたし、なんか女子っぽいなんてルンルン。

が、ルンルンしていたのもつかの間、アンダーバストがきついのなんの。
体重は変わってないはずなのに、なんだろこの締め付けは!うん?何気にカップもゆるゆる・・・・

は!今まで、あなたのお肉はここですよ~とカップの中に寄せ集めていた背中や胸下の肉たちが重力のままに流れだし、分散して落ち着いてしまったのではないか!
ちょっと斜めにかがみながら、昔のように寄せ集めてみたものの、一度、フリーダムを経験した私の肉たちはもう集まってはくれない。見ないようにしてきたけれども、鏡の前で横になってみると、明らかに背中にボリュームが出ている。

お尻だる~んもだけれども、背中の肉も普段見ないからな・・・
正面だけ見て、理想的な自分を想像しながら見て、写真もちょい遠目にとって、直視しないようにしてみてはいたけれども、事実を突きつけられると愕然とする。何事も甘やかしてはいけないということなのだ。

昔の女性たちは、ガードルだの、補正下着などで体を締め付けてまで美を求めていたけれども、それって女性としては大事なことだったのかもしれぬ。
だからといって、一度、甘い汁を吸った体。締め付けれないとすれば、運動あるのみ!

と、そんなに効果が出てないとわかったフィットネスに行く回数を増やしたのであった。ちなみに、フィットネス終わったあとにコンビニでビール買って、飲みながら自宅に帰るのをやめました(←効果が出てなかった理由)

おばちゃん体形はファストファッションに気をつけろ

ブラトップを購入するために以前よりもユニクロに行く機会が増えた。
いろいろ見ていると、小さくたためるダウンなんかは便利だし、ほんとに温かいし、すごい代物。そんでもって5000円ちょっとという破格値。
こりゃ、老若男女、外国人観光客にも人気出ますわなとダウンを見て、実感した。

ここで終わればいいものの、ストレッチパンツとかカーディガン、トレーナーなんかも見れば見るほど、安いし、着回しも効きそうだし、と調子にのって次々と購入していった。

CMに出ている人たちも老若男女さまざまだし、誰にでも似合うだろうと思っていたのが間違いだった。

そもそも、ストレッチパンツは素材はいいとして、足にぴったりとくっつく時点で、お尻だる~んのあたしが履くと、体形がそのまんまでてしまい、見苦しいのなんの。お尻が隠れるアウターを着ているときは、そこそこかっこつくものの、出てしまったら一環の終わり。お尻をだるんだるんさせながら、裸で歩いているようなものなのだ。

以外と気をつけないければいけないのがパーカー。
やはり、安かろう悪かろうではないが、薄手のUVカットみたいのは、薄いから生地がだるんだるんで、だるんだるんの体にだるんだるんのパーカーを着たときのおばちゃん度アップといったら、目も当てられない。
数回洗濯すると、だるんだるん度はさらに増し、もう、似合う似合わない以前に、みすぼらしささえ出てくる。

だるんだるんでも、背が高ければまだましなのだが、あたしといったら本格的な昭和体形で、158cm、最近はちょっと縮んで157.5cm、親友に「あんたって腕が短いよね、特にひじから下」といわれるくらい短さはお墨付きで、もちろん、足もそこそこ短い。さらに幼児体形で、どんなに痩せてたときでも、くびれがなかったという、完璧なちんちくりんなのだ。

ということを、同じちんちくりん体形と思っている友人に相談したところ
「あ~わかるわ。しかも、40過ぎて若いときに好きだったブランドの服に手を出すと、自分の想像している姿とのギャップにびびるよね」

そうなのだ。先日もとあるお気に入りのブランドで試着をしたときのこと。
洋服やの鏡って細く見えて、ライト効果もあってそこそこ似合ってみえるはずなのに、そのマジックミラーでさえごまかせない体形。お姉さんは、あ~似合いますね。かわいい~とかお世辞を言ってくれたものの、現実が見えてきた目には、そんなありきたりなセリフは胸に突き刺さらない。
そっと、お姉さんに洋服を返して、服やを後にした。

しかし、パーカーは欲しい、あんなに便利なものは手放せない!と、百貨店に入っているちょいミセス風のお店で、パーカーごときに1万円も払ったところ、これがまあ、フィットしてくれたのだ。

よく弟に会うたびに
「ねえちゃんの童顔は認めるよ。年よりも若く見えるとも思うけど、年相応の恰好しなよ~。やばいって」

といわれていたのを無視していたのだが、年相応の恰好、年相応のブランドってやっぱりあるんだな~と1万円のパーカーをみて思った。
そして、身内の忠告はきちんと聞くべしと思ったのであった。

#40オーバーの実態


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嬉しくて、小躍りしてます
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通信関連、お笑い、旅行(ホテル、グルメ、観光案内)など、フリーダムでライター業しているアラフォー。40代になって困ったことは涙もろくなったこと、よかったことは人の幸せを素直に喜べるようになったこと。

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