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自己紹介とアーティストの定義

みなさん、初めまして。音楽と美しいものが大好きなユキムラと申します。

自分の感じた言葉を綴る場所が欲しいなと思い立ち、本日からnote.を始める事にいたしました。音楽のことを中心に、好きな映画のこと、恋愛や日々の生活で感じた事を少しでも興味も持っていただければ、これ幸いです。

今回は私の自己紹介を交えながら、「アーティスト」という言葉について自分が思い巡らせてきたことを少しお話させていただこうと思います。

まずは、自己紹介を。

幼い頃から、私の周りには音楽がいつも側にありました。というのも、物心ついた時には音楽教室に通っていて、音楽は私にとって、生活の、というより、身体の一部と言った方が自然なほどでした。その他にも、自然の中で遊びまわったり、絵本が読みふけったり、自分で絵を描いたり、文章を書いたり、スタジオジブリに夢中になったり。そんな感性に触れることが好きな、幼少期を過ごしました。

小学校5年生の時に、ある出会いによってひとつの転機が訪れました。それまでは、のんびりとただただエレクトーンを弾いてきた私に、その時の先生がある提案をされました。

「コンクールでこの曲弾いてみない?」

コンクール。自分のことをクラスの中で底辺の存在だと思っていた私にとって、それは未知の世界で恐怖さえ覚えました。しかし私は促されるまま出場する事にしました。

その結果、地区大会で賞をいただく事が出来たのです。突然の外からの評価に実感もないまま、ひとつだけはっきりと分かったことがありました。

「ああ、こうやって自分の中にある世界を音楽で表現する人になりたいな」

11歳で立ったあのステージ、あの瞬間で感じた気持ちが、私を音楽の道に進ませる原動力となりました。高校卒業後、音楽大学作曲学科に進学し、某大手楽器店でピアノ講師として7年ほど延べ100名ほどの生徒さんとともに、レッスンを行ってきました。

この「自分の中にある世界を表現する人」こそが、私が考える「アーティスト」の定義です。

「アーティスト」とは、日本では主に歌手、英語圏では主に画家を指します。私にとっての「アーティスト」それは「表現する」という事が前提で、表現するための方法、ツールは、音楽でも文字でも、絵でも写真でも、映像でも演技でも、すべてオールOK。そんな自由で柔軟で豊かな定義です。

私からすれば、その道のプロと呼ばれる人も「アーティスト」だし、歌ったり絵が好きな小さい子どももまた「アーティスト」なのです。

誰かは「何でもありなんて甘い考えだ」と言うかもしれません。でも、私は思います。果たして、今の時代で「自分が何者か」を正しく表す職業に身を置いている人が世の中にどのくらいいるのか、と。

「自分は何者なのか」「自分は何をやるために今ここに在るのか」

これが人が生きていく上で一番大事なことだと思うから。

こう考えるからこそ、このnote.を通して自分の想いや世界を思うがままに、書き綴っていこうと思います。

だって私は、「アーティスト」なのだから。

こんな私に付き合ってくださるという方。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

朝焼けのきれいな、午前5時に。



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