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焙煎士(ロースター)の仕事

みなさんこんにちは!
こうせいです。

本日のテーマ
焙煎士(ロースター)の仕事紹介


■焙煎士とは

コーヒー豆を焙煎する仕事です。
コーヒー屋ではよく「焼く」と言います。これが焙煎するということです(^^)
簡単に言うと、輸入したコーヒー豆を焼いて飲める状態にする仕事でしょうか。

では、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。
一部を紹介します(^^)


■輸入&仕入れ

コーヒー豆は農作物です。

お米と同じように、豊作の年もあれば不作の年もあります。
毎年コーヒー豆の育ちが違うので、僕ら焙煎士は農家さんのコーヒー豆の出来栄えを評価、テイスティングします。
テイスティングのことをコーヒー業界では「カッピング」と言います。
そこで味の評価をしてから、仕入れるか否かを決めるのです。

「カッピング」というのは大変大変大事な作業です。
この作業によってコーヒー屋の味が決まるので慎重に慎重に吟味しています^^;
下手すれば卸先のコーヒーの味が変わってしまうので、それはあってはならないことです。

なので、店頭に並んでいるコーヒー豆はその店のオーナーのよりすぐりということです(^^)


■生豆の検品

コーヒー豆を検品するために麻袋から取り出して、一粒一粒検品します。
これを「ハンドピック」と言います。
僕はここにかなりの時間を割いています。

コーヒー豆の袋にはまれに石などが混入しています。とうもろこしの粒が出てきたこともありました(笑)
また、虫食い豆やカビ豆など、いろんな豆が混在しています。このクズ豆を「欠点豆」と言います。


■焙煎

検品済みのコーヒー豆を熱した焙煎機に投入して焼きの作業に入ります。
この焙煎という作業、コーヒー屋によって焙煎する温度や時間が違うので、同じ豆でも違う味ができます。

コーヒー豆の仕上がりの香りや味が、またコーヒー屋の腕の見せ所です(^^)

焙煎はこんなに簡単にまとめられるものではないのですが、今日はさらっと流しておきます(笑)

参考に、僕の焙煎風景を載せておきます。



※補足
僕が焙煎するコーヒー豆は、焙煎する前に生豆を洗っています。それはコーヒー豆の雑味をなくすためです。あと、コーヒー豆を洗ったときに出る茶色い水が気になるので毎回洗っています^^;


■焙煎後の検品

焙煎前に取り損ねた欠点豆が混入していないか再度チェックします。
高品質なコーヒー豆は色も揃っていて、欠点豆も少ないのですが、無いとは言い切れません。
お客様に飲んで頂くコーヒー豆、お店の味になるコーヒー豆には細心の注意を払って検品します。


■まとめ

コーヒー豆は、とても時間をかけてみなさんのもとに届いています。
僕ら焙煎屋の努力の結晶なのです。
購入されたコーヒー豆は最後の一粒まで味わっていただけたら嬉しいです(^^)

では、今日もコツコツ頑張りましょう!!

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