見出し画像

リアル「ほんやくコンニャク」の時代

子どものころ、ドラえもんの道具であったらいいなと思ったものベスト3をあげるとしたら。

どこでもドア、タイムマシン、
そして「ほんやくコンニャク」だった気がします。

そして、どこでもドアとタイムマシンを見るには、まだ時間はかかるかもしれないけれど、「ほんやくコンニャク」は実現しつつあるかもしれない……!
今日そんなことを思いました。

というのも、POCKETALKという74言語対応の翻訳デバイスを、今回はじめて使ってみたのです。
空港のレンタルwifiを借りるときに、一緒にレンタルできるのを、会社の人がレンタルしてくれました。

言語を設定して、ボタンを押して話すと、話し終わって1〜2秒後くらいには、翻訳したい言葉で、このデバイスが話してくれます。

発音は完璧。機械的な片言感はありません。

翻訳精度もとても高いです。
自分でもわかる英語でやってみると、「そうそう、これが言いたかったの!」と自分よりも上手な表現で話してくれたりします。笑

自分たちではまったく話せないドイツ語もやってみたところ、(翻訳が正しいか自分で確認することはできないけれど)はじめましてのドイツ人の方と意思疎通をはかることができました!

今ある何秒かのタイムラグがなくなって同時通訳レベルになって、形も手持ちではなく、ヘッドセットみたいになったら……
言葉が違う人とも、ほんやくコンニャク並みに、ナチュラルにお話できるようになりそうです。
(そして今の技術の進歩のスピードを考えると、わりと近いうちに実現できる気がします)

そしたら、日常的なコミュニケーションはもちろん、できるビジネスの幅もぐっと広がるだろうし、もしかしたら外交の形も変わるかもしれない。

海外で活躍する人の質も変わってくるんじゃないかと思います。
面白い時代になってきました。

(そして、翻訳機械をコンニャクにした、ドラえもんの発想は大好きだなぁと、これを書いていてあらためて思いました)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?