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たまには宮台

たまには宮台真司も読んでいる。

20年前宮台を読もうとしたら難しくてよくわからなかった。この本も、一般人向けだからわかるんだろう。社会学者が本気で書いた専門書は、私には基礎的な教養が無さ過ぎて理解できないんだろうな。

宮台さんと言えば最近加速主義が有名だ。加速主義とは、

政治・社会理論において、根本的な社会的変革を生み出すために現行の資本主義システムを拡大すべきであるという考えである。現代の加速主義的哲学の一部は、広範囲にわたる社会変革の可能性を抑制する相反する傾向を克服することを目的として、脱領土化の力を特定し、それを深め、急進化することを目的としたジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの脱領土化の理論に依拠している[1]。加速主義はまた、資本主義を深化させることは自己破壊的な傾向を早め、最終的にはその崩壊につながるという信念を一般的に指す言葉でもあり、通常は侮蔑語として用いられる[2][3]。wikiから引用

新自由主義を堤未果さんは「今だけ・金だけ・自分だけ」という言い方で説明したから、その言葉はすごいよく見かける。宮台さんの言う加速主義とは、今だけ・金だけ・自分だけ、という思想でやってると、最終的に自己破壊に陥ってしまうから、とっとと加速をつけて壊せ、という意味だ。加速をつけて日本社会を底に叩きつけろ、でなければ、いつまでたっても国民の目が覚めない。という意味。

宮台さんがそこまで言い出したのか、と、ギョッとしたから、すごく印象に残っている。

あの話ももう数年前だ。

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