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【jwcm】2020年の活動報告と2021年の抱負、ご寄付のお願い

2018年に行った中堅女性作曲家サミットを機に、わたしたち女性作曲家会議(jwcm)は活動を始めました。2020年は計画していた大規模シリーズ企画がキャンセルになったり、その代わりにオンラインシリーズが始まったり、大きな変化があった一年でした。この記事では2020年の活動振り返りや2021年に計画していること、そして寄付についてまとめます。

塩見允枝子短編ドキュメンタリー『Shadow Piece』

2020年は「塩見允枝子短編ドキュメンタリー『Shadow Piece』」に始まり、「キクラボonline」では他分野の方々にゲストにお越しいただき、音楽に関係するけどあまり知らなかった著作権のことやアートにおけるジェンダーについて勉強しました。

日本女性電子音楽作曲家データベースプロジェクト

「日本女性電子音楽作曲家データベースプロジェクト」は、メンバーの渡辺愛を中心に水面下で進めています。2020年はドイツ在住の女性作曲家の志田笙子さんにお話を伺いました。

ママパパ音楽家会議online

東京藝大「I Love You」プロジェクト2020の一環として行われた「ママパパ音楽家会議online」は、当初オフラインでの開催を予定していましたが、コロナ禍の影響がありオンラインでの開催となりました。国内外の音楽家が一同に集まり意見交換が行われました。

ダイアローグ: Arts and Women【音楽家と社会】

そして12月最後に行われた「ダイアローグ: Arts and Women【音楽家と社会】」では社会学者の高橋かおりさんをお迎えし、音楽以外の視点から音楽と社会について考え、みんなでトークをしました。

初のパンフレット制作(藤原印刷)

藤原印刷さんの協力のもと、団体パンフレットを作成しました。印刷時に藤原印刷松本工場の見学を行いました。「パンフレットを受け取った方に、その手触りだけでなく制作風景も知って頂きたい。一つ一つの音をつぶさに感じて頂きたい。」という気持ちから、当日の様子を録音・録画しました(下記より工場サウンドダイジェスト録音をお聞きください)。今後こちらのサウンドを使った楽曲創作も予定しています。我々が使っている楽譜というフォーマットは、印刷技術の発展と大きく関係しています。今後も印刷物制作を通して印刷と音楽の可能性について考えていきたいと思います。
パンフレットのメインビジュアルは、Saki Ishidaさんの作品を使用させて頂いています。

2021年に計画していること

そして2021年のjwcm。今わたしたちはより目線を先に下記のプロジェクトを計画しています。

・シリーズプロジェクト「ダイアローグ: Arts and Women」のイベントが継続的に行われます。こちらの詳細は追ってnoteでお知らせします。
・「塩見允枝子短編ドキュメンタリー『Shadow Piece』」の続編が発表される予定です。
・海外の大学・団体とのコラボレーションプロジェクト目下計画中です。
・昨年末にリニューアルオープンしたオンラインサロン「廾ッ≠ョ勹ヵ丿∧ヤサロン」随時入会・退会可能です。
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上記に加えて「日本人女性電子音楽家データベースプロジェクト」を中心に、学術研究も引き続き行っていきます。

ご寄付のお願い・パンフレットのプレゼント

jwcmでは、活動に賛同頂ける個人・法人さまに、3,000円/1口で寄付をお願いしています。協賛100,000円/1口での支援も受け付けております。寄付や協賛を頂いた個人・法人さまにはホームページや印刷物などでPR広報などをさせて頂きます(希望制)。ご支援頂いた資金は、活動資金や運営費に充当させて頂きます。ご賛同頂ける方は、下記フォームよりご連絡ください。追って詳細をメールにてご案内差し上げます。

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またご支援のリターンとして先着100名限定で当団体非売品パンフレットを送付させて頂いています。詳細はウェブサイトよりお問い合わせください。


若手作曲家のプラットフォームになるような場の提供を目指しています。一緒にシーンを盛り上げていきましょう。活動を応援したい方、ぜひサポートお願いします!