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つづく、つづく

朝。
さあ起きるか。
カーテンを開け空気を吸う。
うまくはない。
いつもの都会の空気。

今日もむしむし。
シャワーでも浴びたい気分だ。
大好きなアイスカフェオレを飲む。
む、ちょっと濃かったな。

ナイキのスニーカーでおさんぽ。
ポケットには塩レモンあめ。
目が覚めるほどすっぱい。
いいんじゃない、ちょうど、いい。

今は8時半なのに。
入道雲がもくもく。
くもが、もくもく。
クッションみたいだ。
ダラっと、ゴロっとしたいなあ。
青空ドームを見上げて。

てくてく、てくてく。
くるっとまわって、てくてく。
くるっとまわって、てくてく。
首筋にはじっとりと、あせ。
セミもようやくお目覚めか。


風が吹いたり、風鈴がゆれたり。

リンリーン、リリリーン。


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(あとがき、というほどでもないのですが…)

「なんか夏を書きたい」という完全な思いつきで書きました。詩でも、小説でも、エッセイでもない。これは何なんだろうと不思議に思いながら書きました。が、けっこう楽しかったです。

「夏」「暑い」という言葉を使わずに書いたのですが、実はもう一つ大きな制約のもと書いているのです。

わかる方いるかな…
むしろすぐわかっちゃうかもな。

もしわかった方いたら、コメント欄などで教えてもらえたら嬉しいです。



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