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台湾的音楽 四枝筆 Four Pens

ラジオで紹介していた、台湾のアーティストをnoteに書き記すシリーズ。
四枝筆 Four Pens。

アコースティックサウンドが魅力的な3ピース、四枝筆 Four Pens。Youtubeでイロイロと観ている時に、偶然出会ったアーティストです。
優しい音色と、2人のハーモニーが美しくて、心が穏やかになります。柔らかな音色からは、温かい色味のMVが浮かびますが、ブルーのフィルターが掛かっているような、冷たさや儚さを感じる作品も。実際に楽曲の内容などを詳しく知ると、穏やかで優しいだけではなく、ひとの心理に訴えかけるような作品も多く、それがまた、彼らの魅力なのかなと思います。

以前に、MVをまとめて紹介したnoteでも書きました、「冰山 Iceberg」。
四枝筆 Four Pensは、日本語でTwitterをしています。この曲のMVについて説明もしています。

ガラスケースの中で、人目に晒されていたり、何か言われているいる様子は、そういうことなのか…と納得。
歌詞は、もの哀しい、別れの物語で、きっと読む人によって、恋愛なのか、人生のことなのか、など想いを巡らせていくような曲です。

「愛是最善良的詛咒」
タイトルを翻訳すると、”愛は最も親切な呪いです” と。いろいろと考えさせられるタイトルです…。
MVは、晩御飯を食べている風景なんですが、相手のちょっとした動作などで、女性が笑顔になったり、切なくなったり…。
作品中ずっと、カメラは、この位置から動いてないし、相手の顔も出てこないけど、それでも女性の表情から2人の関係を推察してしまいます。答えはないけど、このビデオを観る人によって、2人の関係が違って見えるんだろうなと思うと面白いです。

温かいとか、可愛いとか、ひとつのイメージに終わらず、聴いた人やビデオを観た人が何かを考えるようなものを残すのが、四枝筆 Four Pensの魅力かもしれません。

四枝筆 Four Pensは、ソングライターのBibo、女性シンガーのCandace(小四)、メタロフォン奏者のSunny(咨咨)で結成された3人組です。美大で出会ったようです。
日本でもライブをしてくれていますし、先ほども紹介しましたがTwitterも日本語でやってくれています。

Youtubeでは、沖縄でライブをした後に桜坂劇場前の公園でセッションした、MONGOL800の「小さな恋のうた」の動画も公開されています。

Youtubeには、”沖縄大好き”とコメントしてくれているのも嬉しいです。

いろんな魅力がつまった、ステキなバンドです。
Twitter でも情報発信していますし、Spotifyでも楽曲を公開していますので、ぜひチェックしてみてください。

四枝筆 Four Pensは、2021年12月にアルバムをリリースしています。そちらに関しての紹介記事も、ご覧ください。


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