カトラリーは洋服における靴みたいなもの。初心者は高見えするプチプラから始めよう
先日初心者向け食器のスターターキットの話をしましたが、わかりやすさや覚えやすさを優先して5種類のうつわに限定してご紹介しました。一般的なご家庭でよくつくるごはん「一汁三菜」をイメージしてセレクトしています。ご飯、お味噌汁、主菜、副菜2皿ですね。
で、これはいわゆる「お皿」の部類に入るものをセレクトしています。なので実際に「食べる」ことを考えると、これらに追加してカトラリーというものが必要になります。お箸やフォーク、スプーンといったものですね。
カトラリーは靴である
食卓におけるお料理が女性や男性自身だとすると、お皿はセーターやパンツ、スカートの類。カトラリーはそれに加える靴みたいなものです。ないと困るがメインではない。ぱっと見で目立つものではないし、ベーシックな靴があれば着まわしもできる。
一方で、おしゃれな人ほどこだわって高額高品質なものを買うのも靴ですよね。洋服好きが最後にたどり着くのは靴。カトラリーも、うつわ好きな人こそお金をかけて愛でているアイテムだと思います。
カトラリーこそプチプラで高見えを狙う
というわけで、靴と同様カトラリーも非常に奥深くて値段もピンキリ。しかしながら今回ご紹介するのはあくまで超初心者向けです。うつわマニア向けではありません。
「一番最初に買うなら」を考えるなら、カトラリーは安いものでいいと思います！考えてみてください。洋服のことを何も知らないヨレヨレのTシャツの人がまず買うべきはベーシックな新品のシャツとパンツであって、ジョン・ロブのローファーを清水買いすることではないはずです。
カトラリーも、いきなり上級者向けの高いものを買う必要はないと思います。正直100円ショップで十分。食器を揃えるには初期投資がかかるので、どこにお金をかけるべきかといえばカトラリーよりメインのお皿の方だと思います。
理由はこの２つです。
📍初心者がプチプラカトラリーを買うべき理由
① 食卓に占める割合が少なく、プチプラバレしにくいから
② 安いものでもシンプルで高見えできるものが売ってるから
新婚とか、一人暮らしを始めたばかりの時は、ほかにも買うべきものが多く食器だけに大金をつぎこめませんよね！？限られた予算でまず食器をいい感じに揃えたいという場合は、コスト削減すべきはカトラリーです。おいおい自分の好みがわかってからラグジュアリーなカトラリーを揃えたらいいと思います。
長くなりましたが、それではおすすめをご紹介します。
塗り"じゃない”シンプルなお箸
10膳はいって450円。安いです。家族や友人のぶんもまかなえます。たとえ一人で暮らしていても何かとお箸は二膳、三膳あったほうが助かります。暮らしてみればわかります。
100円ショップで買えるシンプルなカトラリー
次にフォーク、ナイフ、スプーンについて。カトラリーは長さ別に2種類あると使いやすいと思います。
📍カトラリーの長さ
・ごはん用：20〜25cm程度のもの
・デザート用：10cm以下のもの
洋食のごはん用には長さが20〜25cm程度のながいもの。朝のパンケーキ、お昼のパスタ、夜のハンバーグなど洋のごはんのときにお使いください。フォーク、ナイフ、スプーンそれぞれ必要です。
さらにスプーンとフォークに関しては10cm以下の短いものもあると便利です。果物やデザートなどの時に使うものです。（このnoteでご紹介した③と組み合わせるとちょうど良いと思います）
長いもので3本、短いもので2本。一人当たり合計5本必要になりますね。これが二人暮らしなら10本。1本1000円の物を買ったら途端に諭吉が消えていきます。「カトラリーは安くていいよ」と私が言う理由お分かりいただけたでしょうか。
というわけで100円ショップの出番です！おすすめはナチュラルキッチン。ステンレスのシンプルな細工のないものが良いかと思います。
これで基本のカトラリーはひとまず揃うと思います！
食器やテーブルフォトでお悩みのことがあればお気軽にご質問ください。私でお答えできることがあればnoteにまとめて投稿したいと思います。よろしくお願いいたします。
▷Twitterはこちら
▷Instagramにテーブルフォトを載せています
サポートありがとうございます！いただいたサポートで新しい食器を買って、みなさんが「読んでよかった」と思ってもらえるようなnote書きたいです🌿