見出し画像

豊かな時間が増えたことで考えた、感動のひととき

突然ですが、
私は人と関わり、人と対話して
自分が生きてきた中で得た知見と
何かが重なって
「これだ!」
って思える瞬間が好きで好きでたまりません。

私はストレングスファインダーの一位が
「着想」だからか
何かアイデアを得た瞬間や
点と点が結びついた瞬間に
どうしたって強い喜びと幸福感を覚えます。

だから、
他者とのコミュニケーションを増やすことが
過食なんかより
よっぽど最適な自己治療なんだと思って生きてきて、
ようやく今は
その自己治療の一部になり得てくれる居場所を
見つけ始めているように思います。


今日は、哲学対話というものに参加してきました。

毎月、テーマに沿って参加者同士で自由に対話し、
愛しながら闘争し続け、
自己や他者との分かち合いを深めようというもの。

昨年から参加し始めたのですが、
これが今の1つの心の支えになっています。

日常では掘り下げないようなことを
他者としっかり話せる空間。

「考えすぎじゃない?」なんて、
誰にも咎められることなく
自分の言葉で、自分の考えることを出し合い、
終わりのない答えを探していく試み。

これがもう、
楽しくて楽しくて仕方がない。

毎回、必ず不完全燃焼で終わるのです。


今日も、
そんな哲学対話に参加してきて、
心から

「豊かだなあ」

と思うことができました。

私は、好奇心旺盛な人と話すことそのものや、
そういう人との繋がりから生まれる
新たなアイデアや思考を見つけた瞬間
とてつもなく魂がうごめくのを感じます。

それはまさに生の悦びです。
私の中の、人生の美を感じられるひとときです。


ああ、これでいいんだ、と思いました。

私は人と関わっていたい。
できることなら、
好きな人たちと
どこまでも対話をしていたい。

1人で行動したり何かすることも好きな一方で
寂しがりやな私は、
孤独とうまく付き合いたいと思い続けているし、
それはいまだに課題の1つだけど、
1人の時間が長いことに寂しさを感じるのは、
人と一緒にいられない自分自身が価値がないと思い込んで
寂しさを感じている訳では決してなくて、
魂の爆発の少ない人生に寂しさを感じているのだろうと思うのです。


だから、
魂から、
自分の内側から来る悦びを
我慢して寂しさに耐え続けるというのは
ある種の虐待で、
その状態を脱するために
探し続けてよかったなと思います。

今後、転職ややりたい仕事を考える上で
他者との会話や対話が
必然的に多い仕事を選ぼうと思えています。

余談ですが、
中学生の時、
ある人にめちゃめちゃ憧れて
その人がきっかけで広告業界を目指したのも、
いろんな人(いろんなプロ)と関わって仕事ができるから
というのもあったなあと今思います。


そして哲学対話の話に戻りますが、
先月のテーマも
今月のテーマも
大きな枠組みとしては「美」であり、
今月は時間芸術=音楽について
みんなと話し合っていました。


どんな要素に、
どんな点に、
私たちは音楽の芸術性や美しさを感じ、
なぜそう思わされるのかなど
他にもたくさんのことを話していました。


「コンテンツに感動を覚えるのに必要な要素はストーリー性も含まれるのではないか」だとか
「心地よさと感動は違う」だとか
「空間芸術と違って音楽とは同化できる」だとか
「偶然性が必然性であるとわかった時に大きな感動がある」だとか
「その場限りでしか出せない価値が音楽にはある」だとか
「音楽のエンタメ性と芸術性」だとか
とにかく密に話続けた1時間ちょっと。

本当に毎度毎度楽しく思います。

哲学、と言っても大学でやるような
誰が何を話していて、みたいなことは一切話さなくてよくて
むしろ偉い人の言ったことを引用せず、
自分の知見から思ったことを自分の言葉で話すことを推奨されているから、
自分が話すのも誰かの話を聞くのも、
そしてそこからまた自分の思考が洗練されていく様も
何もかもが楽しくてたまらないのです。

対話が終わっても、
哲学対話メンバーの1人と
帰り道にLINEでやりとりしていました。

私は哲学対話の中で、自分が感動した音楽の1つに
ミュージカル『ライオン・キング』の音楽をあげていたこともあり

「音楽って難しいよね…次回でまた何か掴めるといいな。
それにしても河原さんは
ライオンキングに何か確固たる思いがありそうだね。
でも僕は音楽でそういう(感動した)経験があまりない。
エンタメとしてしか聞いてないからかも。
だから今日しっくりこなかったんだろうな。」

と話してくれました。

それを聞いて
「自然美や芸術に対して畏怖や崇高さを感じるのは
ある意味自分がそれまでの主体性を失ったからなのかも」
と思いました。

エンタメ(娯楽)として音楽に触れるって、
あくまで自分が主体として楽しめるものを選ぶ(自分が思う「良さ」を見出して選ぶ)からこそ
音楽がエンタメになるのであって、
音楽が芸術となりうる時は、
対峙した私ではなく、
向こうが主体となっていて、
それに飲み込まれている感覚(いい意味で)がするほどの時に
私は何かに対して畏敬の念を感じたり
ひどく感動することに繋がる気がしています。

消費する側から、
消費される側になっているとき。

でも、その消費される側というのも
正しい表現なのかわからないで使ったんですが、
消費という言葉をネット辞書で調べると

「使って、なくすこと」

とありました。

とすると、
消費されるという言葉もあながち間違っていない気がするのです。

なくすことというのは
悪い意味ではなくて、
今まで自分の思っていた「コレ」という自分がなくなることで
新たな自分を発見する瞬間に繋がっているように思います。


私にとって、
人生という旅を続ける1つの理由に
自分をどこまでも探求し続けるというのがある気がしています。

だから私は人は幾つになっても変われると思うし、
新たな自分を見つける衝撃と喜びは
ものすごくエネルギーが入れ替わることだと思います。

エンタメとして楽しもうと思ううちは
自分が主体的なのですが(それも何も悪いことではなくて)
それが一転して芸術に飲み込まれたとき、
つまり感動を覚えたときというのは、
理解を超えたものに突き動かされている。

それは、
今まで自分も知らなかった自分に
自分が出会えた時でもあり、
だからこそそれは生の悦びとなる
美を感じる感動のモーメントなのだろうと思います。

他者がいないと対話は成り立たないわけであり
新たな視点も得づらいわけです。

自分で考える時間も必要だけど、
1人で考え続けて完結することは便秘と同じで…

その思考時間をうまく活用するための
コミュニケーションの場に入り込み、
アウトプットしながら思考と知見を磨いていく中で
目がキラキラ輝いちゃうような
新たな発見ができた時というのは
私にとっては大いなる感動の時であり、
人生の芸術に等しいのです。

それは自分が探し当てたかった(かもしれない)
新しい自分との出会いと同じことだから。


他者との関係性の中で
自分がアップデートしていく喜びがある日常
というのは大変豊かなものです。

そういう瞬間を増やすためにも、
人との違いを怖がらずに
見つけていく姿勢、主張する取り組みというのは
大事なんだなと思わされました。

なぜなら、
先ほど挙げた友人とのLINEで
彼が「君は感動した音楽作品があるようだが僕はないかもしれない」
と言わなかったら
ここまで気づけなかったのかもしれないから。

そんなことを考えていた正月明けです。


ちなみに、Netflixにある
「世界の今をダイジェスト」という番組の
初っ端のエピソードのテーマが「音楽」らしく
今までネトフリにサジェストされても
あまり興味なかった番組だったのが
俄然興味湧くようになりました。

こうやって、
今まで興味を示してこなかったものに、
自分の経験が結びついて
興味が増えるというのも、
これまた豊かな人生だと思います。

やっぱり、人との関わりは欠かせないな。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
スキは遠距離ハグ
14

こちらでもピックアップされています

コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]
コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]
  • 811本

「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

コメント (2)
ゆききさんのストレングスファインダー1位が「着想」な事、凄くイメージに合います。
思考の密度や量が大きいと思うし(僕にはカッコよく見えます)、
推論を立てる志向と精確性が有ると思うから、
社会やゆききさんの未来に創造的な予知が出来そうって考えてます。
社会運動、起業家、発明家とか…
イメージに合う!嬉しい!でも私もこれが一位だと知ったとき妙に納得したし安心しました。「だよな」って(笑)

高校生くらいの時だったかな。
駅で友人あわせて3人くらいで話してて、
話の途中で、
「私が今こんなことを考えたんだけど」みたいに言ったとき「いやこの短時間でそんな考えられるわけないでしょ(笑)」って言われたことがあったんですよね。
私その時「え?そうなのかな。私おかしいのかな。考えてもないこと口に出したのかな」って思ってしまったけど、明らかにそんなことなくて、多分ちゃんと思ったことを口に出したんです。でもあの時以来、「今自分が考えていたこと」を正確になぞって人に伝えるのを諦めてきたように思います。大したことない会話だったけど、自分の本来持つ強みをすこし封印するきっかけでもありました。
だからこそ、ストレングスファインダーの結果を見たときに結構安心して。「これでいいんだ」と思えたのがすごく大きかったです。

だから、その部分に触れてくれてありがとうございます。いつも嬉しいことばっかり言ってくれるなあ。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。