片栗粉

髪をピンクと緑にしたくて15年勤めた職を辞めた元公務員。酒クズ。ゲーム大好きマンのゲー…

片栗粉

髪をピンクと緑にしたくて15年勤めた職を辞めた元公務員。酒クズ。ゲーム大好きマンのゲームは人生。小説とかも書く。底辺の文字書き野郎。 Twitter→@katakuriko894
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受賞も書籍化もしてないのに漫画原作者になった話①

タイトル通り。 15年続けた公的な家畜から解放され、髪を総ブリーチし緑とピンクに染め上げ、いにしえのバンギャの血が騒いだわけでもないが、子の授業参観にそのまま行くので大体ほとんどの親御さまから避けられる哀しきモンスターになった粉です。 産休時代から仕事のストレスの捌け口？浄化？供養？サンドバッグ？の為に小説を書いていたら「YOUの作品コミカライズしない？」と言われて詐欺を疑った件（職業病） 何を言っているかわからねーと思うが、ていうかコンテストだって箸にも棒にも引っかかっ

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    • ビター、スイート、そしてダーク

      　『ねぇ、あーちゃん、覚えてる？』 忘れたことなんか、あるはずがない。 あの夏の日の濡れたアスファルトの匂いを。 痣だらけの顔で笑ったあんたは、まるで青空から落ちてきた天使みたいだったよ。 それがずっと、あたしの脳裏に焼き付いて離れないんだ。 久しぶりにチョコレートタルトを作ろう。 　別に大して甘い物が好きな訳でも、誰かにあげるわけでもない。そんな人間もいない。 　これを教えてくれたあの子も。 　材料は、市販の安い苦めの板チョコと、ビスケット。それと牛乳と

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      • よくある異世界転生ハーレムチート設定が好きじゃなくて書けない人間が異世界小説を書くという事

        　ネット小説を書いている。 　ライトノベルで、異世界もので、ファンタジー要素もあるが、現実世界とリンクした警察小説。異世界が現実世界に繋がって、そこで働く警察官の話。戦争もドラマチックな政争劇も主人公がひたすらに無双する事もモテる事もない。主人公は新人の警察官であり、ただひたすらに、日々起こる事件事故を処理し、色々と学び、やるせない感情も悔しさも感じながら少しずつ成長していく連作短編。 　タイトルで書いた通り、某小説サイトを席巻しているハーレムチートざまぁという設定が好き

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        • 心にいつも高田純次

          19から公務員に採用されて今までずっと働いてきたが、35を間近についに限界が来た。度重なる異動に、気の合わない上司。所属毎に違う業務のやり方。 クソほどある雑用。お茶淹れ。 アホくさ過ぎて辞めた。 ついでに髪を緑とピンクにした。 辞める前、心の中の高田純次が私に言った。 「いいじゃん。辞めちゃえば。人間水さえあればしばらく生きていけるんだから。俺は酒飲むけど」 仕事してる時は大体心に高田純次を棲まわせていた。そうすればクソみたいなウンコクレームもイマジナリー高田純

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        受賞も書籍化もしてないのに漫画原作者になった話①

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          ネット底辺文字書き野郎が初めて同人誌を出した話

          　ずっとピクシブで二次創作小説を書いていました片栗粉です。ジャンルは様々。ゲームから漫画、色々。節操がない。 　ある時、どうしようもなく自分の作品を紙の本に残したいと考え始めた私は、自分史上初の同人誌というものを作り始めることにした。 　今思えば、これが恐ろしい連鎖になることなど、その時は思いもしなかったのだった。 １．まずは原稿を書く 　原稿を書かねば何も始まらない。溢れ出るパッションと愛をパソコンにぶつけまくるのだ。しかし、無情にも原稿は進まない。一時間に500文

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          こんな時にバーチャル旅行できるゲーム1

          酒とゲームがあればいい片栗粉です。 万年自粛していたいので引きこもりでも全然平気。むしろパラダイス。 なので旅行したい方に是非プレイしていただきたいゲームを集めました。 これ！ アサシンクリードシリーズ！ アサシンになって色んな時代の国でアサシンするゲームです。 ストーリーは複雑なので概要はウィキってください。結構ＳＦ要素も入っているので。 アサシンクリードシリーズの凄い所 ・舞台になっている時代の建物の造り込みがヤバイ。大聖堂とかヤバイ。エジプトのミイラづく

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          髪をピンクと緑にしたくて仕事を辞める

          髪をピンクと緑にしたくて13年続けた仕事を辞める片栗粉です。 一応公務員でした。役所ではなくちょっとマイナーな場所で、色々と制約があったりめんどくさくなってしまったんですね。まぁ、参考ファイルに一太郎にエクセル無理矢理ぶち込んで来るとこなんで色々無理だったのと、年功序列女性蔑視的な価値観が根強くて無理無理のムーリーです。お茶煎れぐらい自分でやれ。 新卒の頃はキャバ嬢代わりに偉い人の傍に座らせられたりで最悪でした。わはは。今ならテメーが女装して出ろくらいは言えますね。言いま

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          大切な事はゲームで学んだ2

          間が空いてしまった。 ばあちゃんは何とか体調が回復しました。 人生初のゲームが『かまいたちの夜』というロック過ぎる経験から数年。私はものの見事にゲームにハマりきっていた。スーパーマリオからロックマン、ドラクエ。一人っ子の私は兄姉がいる同年代の子達よりちょっと遅れてハマった為、新たな流行に乗れなくて少し寂しかったが、色々攻略法を聞いたり、カセットを持って友達に攻略してもらったり、もう読まなくなった攻略本を借りたりするのは容易で快適なゲームライフを謳歌していた。 そして出会

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          ばあちゃんが倒れた

          ばあちゃんが倒れた。 スーファミとドラクエとかまいたちの夜を入学祝いに買ってくれたばあちゃんだ。 東京大空襲を生き延びて、故郷から遠く離れた地で嫁に行き、夫に若くして先立たれ、小さな居酒屋を開き、母と叔母を女手一つで育てた。ばあちゃんの焼きおにぎりとぬか漬けは私が幼い頃からずっと変わらない味だった。 ばあちゃんの家に行くと、いつもお菓子やアイスや好きな料理が並んでいた。だけど一番楽しかったのはばあちゃんが読んだ沢山の小説を借りて、その感想を話し合う事だった。 モーリス・

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          大切な事はゲームで学んだ

          ゲームが大好きだ。勿論今も。 両親は特にゲームに興味無かったが、特段禁止する事もなくやり過ぎには注意しろと言うくらいだった。 始まりは小学校入学祝いに祖母がスーパーファミコンを買ってくれた時の事。 ドラゴンクエスト1&2とかまいたちの夜 私はすぐ夢中になった。 かまいたちの夜に。 祖母に読めない漢字を読んでもらいながら幼いながらに懸命に物語を理解しようとしていた。 そして物語が佳境に入り、 主人公はヒロインにスキーストックで殺された。 6歳のガキンチョには何

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