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孤独の解消には挨拶を。

Say Hello! 

アメリカへ行くと、
ちょっとしたエレベーターの中で乗り合わせた人や
ドアの開閉をさりげなくエスコートしながら
「Hi!」とか「hello!」なんて気軽に声をかけてくれます。

英語が殆ど話せなかったとしても、、
明るい笑顔で「hello!」と挨拶をすれば、
必ずと言っていいほど、相手も挨拶を返してくれる。
”挨拶はとても大事”と子どもの頃から習う日本人としては
当たり前のはずなのに、、とても嬉しいですよね。

一方、日本に帰国して、
公共交通機関やオフィスビル、自宅マンションなどで
挨拶をする人がどのくらいいるのかというと…
体感的には、非常に少ない。
(サービス業に従事する方の挨拶はありますが、、)

学校でも家庭内の躾でも、
小さい頃から、”挨拶は大事なこと”だと習った私たち。
実際のところは、、どうなのでしょうか。

文化庁や学校のアンケート結果をみてみると、
約6割の子どもが挨拶をしているようでした。

ただし、その殆どは家庭内の挨拶であり、
対象も家族や親せき、ご近所、学校など知り合いです。
アメリカの人々の挨拶とは、意味合いが違いますね。

挨拶の効能

今朝のモーニングカフェの話題は、
まさに、この「挨拶」についてでした。

私は、尊敬する83歳現役の経営者Sさんと
ときどき、早朝のモーニングをご一緒し
他愛無いおしゃべりをしています。

他愛ないおしゃべりとモーニングラテでにっこり♪

実はね、いつもの散歩途中で出会った
ふたりの外国人女性に、「hello!」と挨拶をしたら、
とっても喜ばれましてね、
その後、近寄ってきて話しかけられました。
「あなたのように目を見て挨拶してくれる日本人は珍しいですよ。」
「とても嬉しかった、ありがとう。」と言われたんです。


大陸や、他民族の国の人々は、
言葉も、文化も、宗教も、法律も、違う相手が、
何を考えているか、わからなくて不安だ。
だから、明るく挨拶をするんだそうです。

私は安全な人間です。
危険はありません。
そういう意味もこめて、明るく挨拶をしていく。

島国だった日本では、
言葉にしなくても空気を読むような、
文化的な背景がありますから、
挨拶の意味が違うかもしれませんが、、💦

それでも、
気持ちの良い挨拶は気分を良くしてくれますし
人間関係においては、やっぱり重要ですね。

とにかく、人と会う、しゃべる。

2040年の日本は、
独身者が5割、ひとり暮らしが4割という
「ソロ社会」になるといいます。
挨拶をする家族そのものが、いないという現実。
孤独の問題は、本格的な社会課題になっていきます。

個人事業主やフリーランスなど
雇用に頼らない個人的な職業や、
テレワークを含めて働き方も変化していくと、、
人間関係が益々、希薄になっていって…
”誰とも話さずに一週間が終わる”
なんてことも、起こってきそうです。

だからこそ、
先ずは、挨拶からはじめよう!

ゆるやかに参加できそうな”コミュニティ”をみつけて
人と会ったり、しゃべったりする機会をつくる。

何となく、居心地がいいと思える場所や
強い繋がりや、深い信頼関係でなくても、
むしろ、ゆるい繋がりくらいの気楽なコミュニティをみつける。

人は、誰かの笑顔を見て
挨拶をするだけで、
安心できたりするものなのです。





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