できるとかできないとか、全然関係なくて、それでもあなたの命には意味があって。

何かができるとうれしくなりますよね、一歩進んだ、またできた、と。でも「失敗」をしてしまったときはどうでしょうか？　元気がなくなったり自信を喪失してしまう、ということもあると思います。みんな大なり小なり、そういうところがありますね。

でもなんです、なにかができた、たとえばスポーツの試合で勝った、または負けてしまった。優勝した、初戦敗退だった、、、とか、どちらにしてもね。あなた自身の価値や生まれてきた意味というものには、全然関係ないんですよね、失敗してもあなたのあなたであることの価値には何も傷がつかないということです。

そうはいっても凹んでしまうことはあるものですが、たとえ凹んでいても、傷ついてしまうことがあってもあなたは素晴らしい人なのです。ただその本来の姿が、ちょっと見えなくなっているだけのことで、あなたには素晴らしい価値と、生きていることの意味が宿っています。そのことを信じることができなくても、「そんなはず、ない！」とあなたが思っていても。

人生は何を信じるかが、ほぼ９割というか、９割９分くらいのものだと思っています。

人は信じたほうに進みますし、信じなければ、そちらへは行かないで、「それは」選択肢にも入らないことでしょう。こういった事実の中で、先ほどのことを照らし合わせる、と。

あなたは自分はダメだ、と思っていたとしたら本当にダメな人になる道を歩んでしまうことになるんです。ひぇーえー、ですね。

それは迷信ではなくて実際そのようになります。「自分はできない」「自分はダメだ」と思っていると、自己暗示のようになって、できない自分、だめな自分がリアルなかたちで創造されます。現象化する、みたいないい方もしますね。

人生は自分でどっちに行くのか、決めることができます。そのキーは何を信じて生きていくのか、ということで、進んだ方へ進んでいきます。

良い方向へ行こうと思えば、良いものを信じ、良い考え方や言葉をつかってよい行動を選択することが大事なんですよね。

あなたを、まず、さいしょに信じてあげられるのは、あなたしかいないんです。両親が信じてくれたということが、自信になっている人はラッキーなのですが親からうまく愛してもらえなかったなら、まずあなたが、自分を信じてあげること。それが自分を愛するということです。

たとえ、すぐにはそうできなかったとしても。あなたは毎日ちゃんと生きて、とても頑張っています。それはとても素晴らしいことです。そのことを、理由に自分をねぎらったり、認めてあげたりしてください。

あなたの本来の姿である魂は、あなたが自分を愛することを深くから望んでいます。あなたが自分を認め、自分を愛しながら、大切にして生きていけるようになることを待望しています。

あなたの生きていることには深い意味があって、生かされていることにも価値があります。あなたはダメな人でも、できない人でもない。生きる価値のある素晴らしい人です。

そう、あなた自身が認めるとき、あなたの人生に起きたすべてが、「意味」糸に織りなされた、美しい作品であることに、気付かれることでしょう。

意味のある命を生き、価値ある人生を想像してください。

あなたはそれにふさわしい人物ですし、その力がある人なのです。

どうぞそのことを信じてみてくださいね。