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茅の輪(ちのわ)くぐり 〜夏越の祓

近くの神社に、大きな茅の輪(ちのわ)が出されていたので、「茅の輪くぐり」をしてお参りしてきました。

6月30日が「夏越の大祓」という神事の日だったようなので、ちょうどよい時期ですね。
茅(ちがや)で編んだ大きな輪なので、茅の輪(ちのわ)っていうらしいです。

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茅の輪くぐりのやり方

これも調べないとわからなかったです。最初はこの大きな輪をくぐっていいものか、どうなのかもわかりませんでしたw

調べると、結構いろいろでておりました。
一般的な手順は以下でした。
左、右、左の順で3回茅の輪をくぐるという流れです。

1回目:一礼して、左足から茅の輪を左回りにくぐり、正面にもどる。
2回目:一礼して、右足から茅の輪を右回りにくぐり、正面にもどる。
3回目:一礼して、左足から茅の輪を左回りにくぐり、正面にもどる。
そのまま茅の輪をくぐって、拝殿でお参り。


唱え詞(となえことば)

「唱え詞」を声に出して言ったり、心の中で言ったりしながら、「茅の輪くぐり」をするのが作法ということで、これは神社によって様々だそうです。
1回目〜3回目までそれぞれ違う和歌を「唱え詞」としていう神社もあるようですのできちんとお参りしたい方は調べたほうがよさそうですね。

一般的な「唱え詞」は以下のものが多く紹介されていました。

「祓へ給ひ(はらいたまい) 清め給へ(きよめたまえ) 守り給ひ(まもりたまい) 幸へ給へ(さきわえたまえ)」

もともと、近所の神社には、お賽銭箱の前に「唱え詞」が書いてあったので、3回いつも声に出して唱えておりました。
たしかよく似てたな〜と。

「祓へ給ひ(はらえたまい) 清め給へ(きよめたまえ) 神なから(かむながら) 守り給ひ(まもりたまい) 幸へ給へ(さきわえたまえ)」


神社本庁のWEBサイトにでておりました!
我ながらなかなかの記憶力でした(笑)

神道では特別な唱え言はありませんが、神社に参拝するときや神棚を拝むときには、「祓え給い、清め給え、神かむながら守り給い、幸さきわえ給え」(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)と唱える場合もあります。神道では自らの祓い清めが信仰的にも神様に近づくための大切なおこないとなっているからです。


「夏越の祓」。無病息災でいきたいですね!

まだまだ感染対策やらで、オリンピックもどうなることやらの世界的に大変な時期が続いております。そんな時代だからこそ、夏を迎える前に、"無病息災"を心穏やかに静かに祈るのもいいもんだな、と心底思いました。

手水舎(てみずや)のところに、きれいな紫陽花がたくさん飾られていました。ほっこりと心が洗われた気がしました。

と思って、よく見ると、手水が出ているところに小さなナメクジちゃんがおいしそうに水をほおばってました。
今年も元気に夏が越せますように。

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©️Mahalopine


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