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片付け、手離し、身軽になる

ちょっと前に読んだ本。

たくさんの物に縛られない、身軽に生きる人たちの様々なエピソードが書かれています。

物がたくさんあることが幸せだった時代は終わり。
足すことではなく引くことでより良い生き方をしていく。
ミニマルな生活にシフトしていった人々の性格、人間関係、生き方の変化が書かれています。

この本を読むと自分の家が物だらけであることに気づき、断捨離したくなります。
自粛期間中に物を減らしました。

思い切って片付けたことで家での時間がとても捗るようになりました。
読書や作業をしていても今まではなにか他のモノが目について違うことを始めたり、集中できないことが多かったのですが、
今は落ち着いて集中できます。

以前は家よりもカフェなどにいくのが好きだったのですが、
家で音楽を流してのんびりコーヒーを飲む時間が好きになりました。

また、きちんと片付いた部屋で過ごしていると、一度出した物を戻す習慣も身につき、面倒という感覚がなくなるのであまり散らかりません。

もともと掃除など好きではなかったのですがこの変化は自然と起こっているので少し驚いています。

片付けてみて思ったことをまとめてみようと思います。

あるのが当たり前だと思っているもの、本当に必要?

物を減らしていくと、当たり前に所有している物がなんであるんだろう?必要ある?と今更ながら気付くことがあります。

例えばベッド。
部屋の大部分のスペースを占めています。
あるのが当たり前で手離すという選択肢がありませんでした。もしベッドが無かったら部屋にかなりのスペースが作られます。
寝袋とまではいかなくても、クローゼットにしまえるマットレスなどがあれば十分です。片付ける手間もそんなにかかりません。

ベットは極端かもしれませんが、
こういったあることが当たり前だけどもしかしたら必要ないかも?というものに気づけるといいのかもしれません。

広くなったスペースを埋める必要はない

部屋だけでなくて棚や収納スペースもそうですね。
何かを捨てて空いたスペースに何かを置こうとしてしまいがちです。(これは本能でしょうか?)

できたスペースはそのまま開けておけばいいんだと思います。あけておいたスペースを使う目的がなくてもいいと思います。
広々とした空間ができるだけで暮らしが変わっていくはずです。
風通しがいい感じですね。

『捨てる』と思うよりも、『残す』という意識

物を捨てるとき、ちょっともったいないなと思ってしまうことありますよね。
そんなときは『捨てる』と思うよりも、『残す』という意識で選ぶと物を手離しやすいです。

有名ですがこの本もおすすめ。

ときめくものを残す!ですね。

それでもやっぱりもったいないと思ってしまう物は売ったりあげたりしています。
メルカリとジモティーの存在は大きいです。
お気に入りだったものや良いものを捨てずに誰かに使ってもらえるのは嬉しいですね。
おかげでどんどん手離すことができます。

片付けに時間を費やすのをやめていく

この本には片付けの順番も書いてあります。
片付けに関して、わたしは良い方法でできていたこと、ダメな方法でやってしまっていたこと、どちらもありました。
とても面白かったし勉強になる本です。
ぜひ読んでみてください。

そして、ちょっと意外だったけどなるほどーと思ったこと。
著者のように片付けが好きな人は、常に片付けをしていそうですが、実際は片付けはほとんどしないそうです。
なぜなら、すでに片付いているから。
一気に片付けて、物の置き場所(戻す場所)を決めてしまうこと。これが大切だそうです。

物に溢れ、永遠に片付けや掃除に追われる生活。
そこから解放されるだけで、多くのことが変わりそうですね。



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