アナ雪2を見てきた

先日アナと雪の女王2を観てきた。前作も映画館で見たが、前作と今作とで2つで1つのお話だとか聞いたから、どんな風になっているのか興味があって観に行った。若干のネタバレありなので、まだ見ていない人は悪しからず。

前からディズニー映画が好き(とは言っても興味のある作品しか観ないけれど)で、最近だと美女と野獣、アラジン、リメンバーミー(ピクサー)、トイ・ストーリー(ピクサー)を観た。強い女性が描かれたり家族愛を描いたり、押し付けがましさをそんなに感じずに、割りと好きで見ていた。

今回のアナ雪で気になったことをいくつか書いてみようと思う。ただ、あくまでも個人的な感想なので寛容に読んでいただけると幸いだ。

①製作陣がきっと楽しんで作ったであろうシーンが多そう

この点はオラフとクリストフのシーンで特に感じた。前作から3年後ということで、オラフは3歳になり文字が読めるようになったようで映画のなかでも「こんなこと知ったよ」的なことをいろいろ喋っている。また複数の声音で話すオラフが若干受けを狙っているように見えるため、始めはクスッとするがだんだんお腹一杯になってくる。まぁ、オラフは可愛いしオラフの話したことがある種鍵になってもいるからいいかなと思える。

ただクリストフに関しては終始私は呆れてしまった。頭のなかはアナのことでいっぱいなんでしょうが、あまりにも自分のことでいっぱいにしか見えず、アナはクリストフのことを好きにしても大丈夫なのかと思ってしまった。途中でクリストフの歌唱シーンがあるが、ミュージックビデオを見せられているようで、見てはいけないものを見てしまった感覚と、特にこの歌唱シーンでクイーンのオマージュがあり、製作陣遊んでるなと思ったのだった。この部分はあんまり真剣に見なければそれなりに楽しめるとは思う。

②やっぱりアナと雪の女王だった

前作からなぜタイトルがアナとエルサの両方の名前が入っていないのだろうと疑問に思っていたが、今回の結末でなるほどとなった。アナがアレンデールの国王になり、エルサは自分の持つ力をアレンデールと森を繋ぐ存在になるからなのかと。ちゃんと2作で1作だったんだと勝手にこの観点でも納得した。もちろんなぜエルサが力を持っているのか、過去がどうだったのかそんなことにも触れている話だったので、前作のキラキラ感はあまりなく、大人向けの作品でそれなりに楽しめたと思う。